バックナンバー: 2009年 3月

 本日午後、市内東部地域(野尻・高津・九品寺・木津・阪井)など5箇所で街頭演説を実施。

 「春を呼ぶ3点セット」・・・定額給付金について、子育て応援特別手当について、高速道路料金値下げについて・・・訴えました。

 予告なしで実施しましたが、私の声を聞きつけ、わざわざ表に出てきて、話を聞きながら、大きくうなずいて頂いた方、近所に声をかけてくると言って、走って下さった方など、多くの方に励まされながら、こうした地道な広報活動が大切だと実感し、さらに頑張って行こうと、決意を新たに致しました。

本日朝一番の登壇で一般質問を行いました。初当選以来欠かすことなく継続しています一般質問は通算24回を数えました。

質問は、本市東部地域の共同井戸事業に関する質問です。

以下、登壇での1回目の質問の要旨を掲載いたしますが、原稿を棒読みにしているわけではありませんので、後日作成される会議録と少々異る部分もあります。

また、当局の答弁と、それに対する再質問は、原稿がありませんので省略いたします。

平成21年2月定例会の一般質問の要旨

 

本市東部地域の共同井戸を市直轄の上水道に

 

本市東部地域の共同井戸は

 

(1)  下津野簡易水道組合

(2)  野尻水道組合

(3)  別院水道組合

(4)  九品寺第1水道組合

(5)  九品寺第2水道組合

(6)  野上新臼岩簡易水道組合

(7)  野上新西部協同井戸組合

(8)  山橋水道組合

 

以上8つの組合がありますが、これら8つの組合の中で、今回は、九品寺地区のある方から伺ったお話を基に、質問をさせて頂きます。

九品寺地区では、昭和43年・1968年・今から41年前に、最初の共同井戸を設置し、これまで4回、井戸を掘り、平成7年に現在の井戸を設置、地域の約85%にあたる104世帯が利用されています。

しかし、平成17年12月には、一時的に水量が減ってしまい、年末から年始にかけて約半月にわたり断水。この時ばかりは、市の給水に頼らざるを得なかったと伺いました。その事があって、井戸をそれまでの12mの深さから、現在の14,5mまで掘り下げて、現在に至っています。この間でも、平成20年には、水量の不足から、水中ポンプの空運転による故障というトラブルもあったそうです。

毎年平均して50万円ぐらいはそのような修繕費として必要で、そのほかにも、電気代50万円、薬品費10万円、人件費80万円なども含め、九品寺地域における共同井戸の年間の維持管理費の総額として、約250万円が必要です。年間の給水量が約31,000tで、水道料金186万円と組合費74万円の合計250万円で、何とか、“トントン”でやっていけているというのが現状です。

 

施設・設備面での大きな問題としては、配管、またその埋設方法も非常に簡単で、例えば、田んぼのあぜ道へ、ほんの僅か埋めているだけというような箇所も多く、そういう場所では、農作業中、誤って耕運機などが引っ掛けてしまい、配管を破損してしまうというトラブルも、あるということです。防災面、耐震改修の必要性からみても、配管敷設の現状は、耐震診断をするまでもなく、いつ起こるかわからないが近い将来に必ず起こるであろう東南海地震の規模の被災ともなれば、この地域における共同井戸からの給水は期待できないことが危惧されます。大切なライフラインの危機です。

 

地域活性化の面から見ても、過疎化要因の一つと言わざるを得ない点があります。それは、土地はあるので、他の地域から、この地域でアパート・マンションを建設したい、あるいは分譲住宅地として開発したいという方から、水を分けてほしいという打診があるわけですが、それに対して、この地域の共同井戸事業では、残念ながら受け入れられず、断るしかないというのが実態です。

それは、取りも直さず、現在給水している世帯でキャパがいっぱいで、新規の申入れに対応できるほど、給水量に余裕がないキャパオーバーであるという事です。

 

このような形で、市内の東部地域では、生活に必要不可欠である水を、市直轄の上水道、簡易水道に頼らず、地域で運営する共同井戸でまかなってきたその一部を、九品寺地区の共同井戸の聞き取り調査を基にまとめて紹介をさせていただきましたが、残りの6地区の共同井戸についても、現状での問題点をあぶり出し、全体像が認識できるようにしたいと思い、以下通告に示しました項目ごとに具体的に質問をします。

 

大きな1点目として

 

(1)  共同井戸による給水世帯数、使用量、井戸・貯水槽・配管等の設置からの経過年数をお伺いいたします。

(2)  老朽化による給水ポンプなどの故障、断水等のトラブルの状況をお伺いいたします。

(3)  井戸・貯水槽などの施設および配管の耐震性について現状と問題点をお伺いいたします。

(4)  過疎化要因の一つでもあると考えますが、そうした事例の把握、当局の認識をお伺いいたします。

 

これら大きな1点目の各項目の質問では、いずれも、各地域の状況から、全体像が捉えられるようにお願いします。

 

次に大きな2点目として、地域による事業から市の直轄事業へ

 

(1)  共同井戸本体や貯水槽などの施設および配管等が、防災面、耐震面から見ても早期に改修の必要性があると考えますが、これに対する認識をお伺いいたします。

(2)  先ほどは九品寺地域の例から、過疎化要因の一つでもあると申し上げました。これを逆説的に言えば、地域発展の面から、若者の定住、そして他地域からの受け入れ策として必要かつ有効策であると考えますが、これに対する認識をお伺いいたします。

(3)  本年4月の市長選挙を目前に、新海南市二期目を目指す神出市長は、この東部地域の共同井戸をこのまま残していくのか、早期に上水道に移行していくのか、あるいは全く別のお考えがあるのか、どのようなお考えであるのか、公約またはマニフェストとして、ぜひとも具体的なお考えをお示し願います。

 

以上、大きな2点目の質問では、いずれも、共同井戸という地域事業を、市直轄の上水道へ移行していくべきであるとの私の考えに対して、お答えをお示しください。

 

午後7時より海南保健福祉センターにて3月度党支部会を開催いたしました。

DVD「出産子育て支援策」松あきら女性委員長による解説、公明新聞推進月間の結果報告・分会5ポイントの達成、浴議員による政治学習は「春を呼ぶ3点セット」など、充実した支部会になりました。

午前9時30分より本校屋内運動場にて開式の海南市立下津女子高等学校第49回卒業証書授与式並びに閉校式に来賓として出席しました。

 先に書き込みました2件の公式行事に出席後、1件市民相談を受け、その後、夕方から1箇所だけですが、沖野々地区で街頭演説を実施いたしました。

 風の影響でハンドマイクの音が安定していませんでしたが、家の窓を開けて聞いてくださる方もいらっしゃいました。

午後2時より海南保健福祉センターにて開催の第4回海南市スポーツ賞表彰式に来賓として出席いたしました。

スポーツ有功賞【1名】スポーツ賞【21名】スポーツ奨励賞【28名】

受賞されました皆様方には心よりお祝い申し上げます。

午前10時より本校体育館にて開式の海南市立海南市高等学校第52回卒業証書授与式並びに閉校式に出席

※合併に伴う高等学校再編整備により、3月末日をもって閉校になります