地域包括ケアシステム移動推進本部意見交換並びに現地視察 4月29日
公明党地域包括ケアシステム移動推進本部の国会議員と地方議員の意見交換会がありました。
国会議員は、桝屋、大口、江田、古屋、輿水衆議院議員と、山本、秋野、新妻参議院議員が参加されました。また党本部より組織活動局職員や公明新聞記者など多数参加して行われました。
まずはじめに、JR九州ホテルで、地域包括ケアシステムについて現状と課題について、市議会議員が市の取り組み組状況などについて現状の説明がありました。話題になったのは、離島医療の医師や看護師の確保対策、認知症対策、医師派遣の仕組みの活用状況などについてでした。
離島医療のモデルとして、長崎県と五島市は大学病院に寄付口座を開設して、取り組んでいる現状報告がありました。小規模多機能施設のありかた、予防介護をすることによる介護度が軽減されることによる成功報酬などについても、意見が出されました。
成人後見人制度があまり活用されていない現状と今後の取り組みについても意見が出されました。
次に、日置市伊集院にあるビクトリアハーツを現地調査致しました。フィットネスクラブも完備してあり、元気な高齢者の予防に努めていることが、前原くるみ先生から説明がありました。
また、サービス付き高齢者住宅前のモデル事業として、国民年金の高齢者が、住居費0円の生活費4万8000円で入居できる施設を見学いたしました。部屋のつくりは、14-16万円かかるビクトリアハーツと変わらずとても設備が充実していました。
前原理事長は、現在2か所建設されていますが、国民年金で生活できる施設を全国に普及させたい。今後、住所地特例などを活用した施設の建設が地方の活性化に役立つと強調されました。
県本部の議員も多数参加いたしましたが、皆さん施設設備や景観に圧倒されていました。自分も入居したいとある議員が漏らしていました。