視察(屋久島) 4月15日~17日
まずはじめに、屋久島事務所を訪問しました。今年度の屋久島の現状と課題について意見交換を行いました。西慎一郎所長、小村隆史総務企画課長が応対していいただきました。
屋久島は、人口13,647人で、減少傾向でしたが、世界自然遺産登録後は、微増傾向で、最近は横ばいです。入込客数は、平成23年度 319,736人で、観光目的が約8割。34%が縄文杉、4%が宮之浦登山。
就業人口では、第1次産業は、904人で、特に林業水産業の割合が高い。第2次産業、1,130人で建設業が高い。第3次産業は、4,617人で世界遺産登録以降、観光客が増加しているため多い。
宿泊施設は、ホテル6施設、旅館46施設、簡易宿所(民宿等)177施設の229施設あり、収容人数は4,887人。屋久島ガイドは、82名が認定されており、その他多くのガイドが存在する。
「屋久島CO2フリーの島づくり」の一環として、平成22年度から電気自動車及び電気自動車充電器の導入に対し助成を行っています。電気自動車は、70台、充電器は23台されています。なお、レンタカーも電気自動車を吐取り扱っているところがあります。
夜は、屋久島の一湊小学校で教員として勤めていた時代の教え子、今年40歳だそうですが、役場職員など4名と県政報告を兼ねて懇談致しました。小学校時代に怒られた、厳しかったことなどが一杯話題となり、ドキドキしました。 ただし、子供だったけど今考えれば、両親と先生が仲が良かった、信頼関係があったなど、ほっとする話も出ました。
さらに、宮之浦地区は、住宅が鹿児島市内のように高いということでした。今のアルバイト高校生は、勤務期間や仕事内容について詳しい半面、時間内に他の人の仕事まで行わないなど、苦情も出されました。
屋久島高校では、平成13年に県内唯一の普通科環境コースが設置されています。環境コースは、屋久島の環境(自然・文化・歴史・行政など)を学び、持続可能な社会形成に取り組んでいます。平成24年度は、2年生11人、3年生5人、平成25年度は、2年生8人、3年生11人が所属しています。
課題研究は、事前科学分野から社会分野まで幅広いテーマで取り組んでいます。テーマの中で、「ヤクシマカワゴロモの生育環境研究」は、全国高等学校総合文化祭(平成23年)で発表した程でした。251名の生徒数の中では、国公立大学に17名合格しています。環境コースは、課題研究発表の機会が多くなるため、理系コースと違い、生物・地学の勉強時間が少なくなります。
次に、栗生小学校を訪問致しました。野間茂樹校長、緒方美穂教頭と屋久島の教育現場の現状と課題について、意見交換を行いました。栗生小は、まんてん留学生も入れて28名のの児童数。PTAや集落の方々の協力体制がすごい。まんてん留学生を預かる里親もしっかりできている。今後、学級減が見込まれるので、孫を呼び込む声掛けをしていきたい。特別支援教育を要する児童もいるが、児童数が少ない分、子供たち同士がカバーしている。
次に、おおそら学園を訪問致しました。宮長校長先生と通信制の現状と課題などについて、意見交換を行いました。新年度を迎え、35名の教職員のうち8名が新採または転入。さっそく、来週から学生が来るので、その学生を新入教員に任せて、指導すると校長が話されました。今年のモットーに「生徒の最大の教育環境は、スタッフである」を掲げ、スタッフの充実が生徒のやる気をだすなど、話されました。
夜は、県政報告を行いました。会の終了後、高速船や飛行機などの料金を低減化できないのか、と要望がなされました。改正離島振興法の観点から、地元自治体である屋久島町から提案されることが第一であるので、町長さんに積極的な要望活動も必要であることなどについて懇談しました。


