地上の天宮.北京故宮博物院展 4月29日
県立鹿児島高等特別支援学校開校記念式典 4月26日
南九州3県議会観光振興議員連盟役員会 4月25日
サトウキビ議員連盟奄美大島視察 4月22~24日
鹿児島県議会さとうきび・でんぷん用かんしょ振興議員連盟の現地視察が,奄美大島本島を訪問し、さとうきび関係者と意見交換を行いました。
私は22日に奄美大島に入り、中小企業経営者と懇談いたしました。奄美での雇用対策の一翼を担うにも零細なために、雇用保険などの支出割合が多くなると厳しい環境にあるため、行政の力添えが必要などとの要望がありました。
23日は、議員連盟15名が参加して、農業法人や製糖工場を回り現状や要望について情報交換を致しました。農業法人では、法人化に至るまでの経過と概要の説明をする中で、収穫面積は23年608haが24年は619haと増加したが、搬入実績は昨年実績31,541tから16,996tと、史上最低のサトウキビの生産であった。原因は、低温、日照不足、メイチュウなどの害虫等が関係する。
大島支庁では、奄美大島地区さとうきび関係団体と鹿児島県議会さとうきび・でんぷん用かんしょ振興議員連盟との意見交換がありました。
サトウキビの生産は、農業生産額の4割を占め、奄美地域の経済に大きく寄与している。そうした中、今年の生産高が昨年の半分にも至らないことは、生産農家だけでなく奄美地域に影響することは必至である。
今後、生産量増加を図る上での課題として、1戸当たり収穫面積は93aと50a未満の生産者が全体の47%を占めているため、小規模高齢農家が多い。
単収5トン未満の農家が多い。土壌改良が徹底されていない。などと芝農林水産部長から説明がありました。
意見交換に入り、生産基盤の整備や水対策、病害虫対策について要望がありました。
24日は、アリモドキゾウムシ根絶事業について調査致しました。アリモドキゾウムシは、これまでの試験成績などの実績から「性フェロモンを利用した雄成虫大量誘殺法による密度抑圧」と「不妊虫放飼」を実施している。特に喜界町を4ブロックに分けて、段階的な防除を行っている現状を見せていただきました。
閉会中委員会・会派代表者会等 4月18日
文教警察委員会が開催され、執行部も異動があり、新しいメンバーでの初めての委員会でした。
警察では、杉山芳郎警察本部長が新任でした。教育委員会では、六反省一教育長も新任でした。所管の事務について説明があり、請願・陳情については、趣旨説明とその後の変化のみ行い、第2回定例会で活発に審議することになりました。
その後、各派代表者会が議長応接室で開催され、次期政策立案検討委員の委員選定や出前県議会である「あなたのそばで県議会」の実施などについて協議致しました。
続いて、委員長会議が開催され、議長を中心に平成24年度行事計画、委員会運営などについて意見交換を行いました。
更に、中小企業振興条例作成委員会があり、執行部と条例案について意見交換を行いました。特に、議会側が条例案に示した「振興計画の策定」と「振興審議会の設置」について執行部として厳しいとの意見がありました。
鹿児島市議会議員選挙結果 4月15日
4月15日、鹿児島市議会議員選挙の投票が行われ、新議員が決定致しました。
投票率は、47.83%で前回の49.97%から2.14ポイント低下し、過去最低を更新致しました。
公明党は6名を擁立して全員当選することができました。公明党6名の得票は、29,460.633で、得票率は13.02%となり過去最高の得票を得ることができました。
最低投票率の中、過去最高得票できましたのも、党員、支持者の皆様の献身的な支援のお陰であります。誠にありがとうございました。
今回の市議選は、国における民主党や自民党の支持率低迷の中、公明党が民意の受け皿として期待が高まったのではないかと考えられます。
今後、議会基本条例の制定など議会の役割と責務を明確にしながら、市民に対する説明責任の果たすよう頑張っていただきたいと期待いたいます。
希少難病・アイザックス症候群 4月14日
希少難病・アイザックス症候群りんごの会のメンバーである香取久幸さん、和田美紀さん、綾部宙一さん3名と鹿児島市内でお会い致しました。
アイザックス症候群という病気は、平均発症年齢は、45歳~50歳ですが、小児から高齢者まで広く分布し、確定診断までの期間が3~4年と診断に時間がかるとのことです。主に、筋肉のビクツキ・けいれん・硬直、手を握った後すぐ開くことができないという症状がみられるようです。
和田さんは、北海道出身にもかかわらず、鹿児島大学病院の有村公良教授を頼りに鹿児島に移住されています。りんごの会のメンバーは、広く社会にアイザックス症候群を知ってもらい、特定疾患指定になるためにも病気の認知度向上を目指しておられます。
今後、大学病院において病気を体系的に臨床することとともに、患者団体として病気の周知や患者同士の連携を図りたいとの要望をいただきました。
災害廃棄物等現地視察 4月12日
宮城県内の石巻を中心とした災害廃棄物等の現地視察を4月12日金子県議会議長と各会派3名の4名で行いました。
9:00から宮城県議会を訪問し、災害廃棄物の現状について説明を受けました。宮城県議会大震災復旧・復興対策調査等区別委員会の小野隆委員長、自民党・公明党代表が応対していただきました。政府が、東日本大震災の被災地に防潮林や公園を作ったり、道路や港を整備したりする際、がれきのコンクリートなどを優先的に使う方針が固まった。との新聞を提示しながら、「あまりに遅い対応だ」とあきれ顔でした。
その後、石巻市の日和山公園へ登り、石巻の全体の被災の状況を説明を受けました。家が立ち並んでいた所に家は全くありませんでした。津波により被災した家や建物を見ますと凄まじさがひしひしと伝わってきました。
テレビでも放映された「がんばれ石巻」の看板もありました。仮設住宅の様子も見学しました。
昼からは、石巻ブロックの災害廃棄物一次仮置き場や二次仮置き場などの事務所で説明を受けた後、意見交換を行いました。石巻ブロックでは、災害廃棄物が8,463千トンで県全体の47%と非常に多い。すでに搬入済みの廃棄物を県内でリサイクルするのは323千トンであり、県外への搬入・処分を398千トンお願いしたい。さらに、一次処分をしたものを2,542千トン県外でお願いしたいとの説明でした。
実際の仮置き場や二次処理するための工事現場や焼却施設の現状を視察致しました。大変な中工事に携わる人など必死に取り組まれていました。
本県議会でも決議致しましたが、この20メートル以上高く盛られた廃棄物を見るにつけ、早期の広域処理に鹿児島も尽力すべきと感じました。