県政報告会(奄美) 1月28日
中小企業振興条例案作成委員会(南薩振興局) 1月26~27日
中小企業振興条例案作成委員会が、南薩振興局内の中小企業や団体との意見交換会が、1月26~27日に開催されました。
26日は、南薩地域で活躍している企業、㈱エルム、松元工機㈱、㈱コワダヤの代表と方々から現状と課題、県の条例に反映する問題などについて意見交換を行いました。
特に、行政の在り方について、目的と手段を混合してはいけない。条例ができても中小企業の振興につながらなければ意味がないことなど厳しい意見もありました。
午後からは、南さつま商工会議所、加世田本町通商店街振興組合、枕崎水産加工業協同組合、南さつま農業協同組合、鹿児島県川鍋仏壇協同組合、㈳指宿市観光協会、㈱唐船峡食品、㈲マルユ湯通堂青果の代表者が集い、意見交換を行いました。
27日には、条例案についての委員協議を行い、その後、三光機械㈱、㈱唐船峡食品の工場見学を行いました。
宮崎県の口蹄疫対策 1月24日
与論町県政報告会並びに学校参観 1月22日~23日
与論町で1月22日夜、県政報告会を開催致しました。12月議会で質問したことなどについて報告したのちに、質疑を行いました。
特に、TPP交渉について与論町の基幹産業であるサトウキビ、牛の飼育などに多大な影響があるので断固反対してい欲しい。パートの雇用についてなどの質問がありました。
公明党議員のいない島での相談窓口の在り方についても要望がありました。
23日は、与論高校の訪問教育の授業参観を致しました。2名の生徒に対して、県から1名、町から1名の補助員がついて授業が行われていました。先生が、生徒に対して辛抱強く対話を重ねながら授業を進めておられる姿に、頭の下がる思いでした。
その後、那間小学校を訪問しました。校長先生に案内されて授業参観を致しました。ちょうど町の教頭会が開催されており、杉山校長の講和を教頭先生たちとともに聞きました。とても面白くて役に立つ話でした。久しぶりに教員時代を思い出すことでした。
役場では、南与論町長と意見交換を行いました。国や県からの支援がなければ町の運営は厳しいとの認識を示し、更なる支援の要請がありました。
県議団視察(神奈川、東京) 1月20日
県議団視察を1月20日行い、神奈川県川崎市にある浮島太陽光発電所の視察致しまいた。
浮島太陽光発電所は、平成23年8月、運転開始しました。川崎市に設置されておりシャープ製の太陽電池を37,926枚設置され、最大出力7,000kwで、年間推定発電電力量は約740万kwhとなり一般家庭2,100軒分を賄えることになります。敷地面積は、約110,000㎡で東京ドーム2.3個分。
かわさきエコ暮らし未来館で説明を受け現地を視察致しました。とにかく巨大で驚くと同時に跡地利用の効果もあることなど説明がありました。
鹿児島の夕べが、東京プリンスホテルで開催されました。
伊藤知事など県執行部や関東の鹿児島県関係者が多数参加されました。
霧島の女性による太鼓のオープニングで始まり、鹿児島の豊富な食を堪能されていました。新幹線全線開業で観光客が多くなっていますが、継続的に長期にわたり観光産業が栄えるように関東県人会の故郷を思う郷土愛に期待したいと思いました。
政策立案検討委員会 1月19日
第16回鹿児島・シンガポール交流会議 1月14日~18日
シンガポールは、国土約690km2で東京23区内とほぼ同じ面積です。人口は、約500万人で、そのうち外国人が170万人。気候は、25~32℃湿度は平均80%。勤労者の平均所得は、月額日本円で45万円。アジアでも高い生活水準です。
シンガポールの経済は、貿易総額がGDPの2.9倍と外需依存が強く、世界に開放されているため2008年後半からの世界同時不況で貿易が減少して景気後退に陥ったが、2009年には輸出主導で急回復をする。
企業、金、人材、技術、情報を世界中からひきつける仕掛けを次々に展開しており、産業政策として国際ハブ戦略を展開し、成功に結びつけている。
第16回鹿児島・シンガポール交流会議は、1982年に始まり今年で30周年の佳節を迎えました。
この交流会議は、「シンガポールとして、日本の47都道府県の中でも鹿児島県だけであり、その意味ではユニークな会議である」と、サム・タン外務省上級政務次官が強調されました。
本県からも1993年からシンガポールのパレードに参加したのを契機に、シンガポールからもおはら祭りなどに派遣するなど交流が深まっています。今回の会議では、鹿児島の農畜産物の輸出、観光交流の促進、青少年交流団体の相互派遣など、10項目の合意がなされました。次回は、2年後の2013年に鹿児島で開催することが決定しました。
この会議に合わせて、安心・安全な良質な農産物の商談会、鹿児島の魅力に関心を持っていただく観光セミナーの開催など、グローバル化の中で素晴らしい発展を遂げているシンガポールとの交流は、極めて有意義でありました。
特に、「マリーナ・ベイ・サンズ内SKYon57」で開催された伊藤知事の記者会見並びに鹿児島県産の試食会には、マスコミ関係者をはじめ多数の参加者が、このレストランの料理長が、鹿児島まで来て良質な農産物を見極めての料理に舌の肥えたシンガポール人を魅了していました。
また、鹿児島県産の農産物を販売する伊勢丹において市場調査を行いました。牧野俊夫食品統括部長のお話では、シンガポールの人々は、外交成員に対するアレルギーがないこと。また、買うのも早いがあきるのも早いので、ファッション産業など販売の制約が多い。
一方、衣食住のうち、食の関心度や支出志向が大きいので、食産業にはチャンス到来。シンガポールでは共働きが多く、外食が多いので、調理済の製品開発が必要。
私は、素晴らしい発展をしているシンガポールを訪問して、鹿児島の食を売り込むためには、試食や試飲をふんだんに行い、食文化を伝えるなど鹿児島ファンになっていただくことが最重要であると感じました。