県議会環境厚生委員会行政視察・奄美 11月17日~19日


県議会環境厚生委員会行政視察が奄美地区で11月17日~19日に行われました。奄美については、先月20日に起こった豪雨災害により甚大な被害を受けておりましたので、予定していた視察場所を変更して行いました。
まず、龍郷町の浦字角子地区では山腹崩壊により死者1名、負傷者1名、全壊2戸の被害総額80.000千円。死者の冥福を祈り花を献花致しました。龍郷町長さんも駆けつけていただき意見交換を行いました。
次に、グループホーム虹の里の被災場所を視察致しました。被災状況は、床上浸水約120cmで被害総額は43.900千円。施設利用者9名は、系列の老健施設に入居しており、今後現地に建て替えを計画中とのことでした。水がたまった折、集落の皆さんが駆けつけて頂いたおかげで一人も犠牲者を出さずによかったと。
次に、自立援助ホーム「さざ波の家・奄美」を訪問致しました。県内初の自立援助施設として、平成22年8月1日開設されています。事業は、義務教育終了後、児童養護施設、児童自立支援施設等を退所し、就職する20才までの児童等に対し、共同生活を営むべき住居において、相談その他の日常生活上の援助、生活指導、就業支援などを行い社会的自立の促進することを目的にしています。定員は、6名、職員は6名でした。前田勝美NPO法人理事長さんや三浦一広「ゆずり葉の郷」所長などが対応していただきました。平成14年頃から治安が悪く何とかしなければならないと考え問題行動の生徒を集めて清掃やあいさつ運動を展開し、せっかいおじさんに徹してやってきた。こどもはどの子もいい子であり機会を作れば立ち直るとの確信からこれまでやってきた。おかげで地域の皆様の理解を得て施設が完成した。
18日は、奄美市住用の被害現場に行きました。特別養護老人ホーム「住用の園」では、土持圭子理事長初め、職員の皆様が出迎えていただきました。床上浸水にあったが、全員救助され避難できた。46人の入居者は、施設復旧まで分散して同種の施設に入居中である。あっという間に水が上がりすぐに対応したので良かった。また、職員の雇用について心配だったが、全員緊急雇用対策により雇用していただいたことへのお礼の言葉がありました。
その後、奄美市住用国民健康保険診療所を視察致しました。天井まであと20cmまで浸水し、病院の機械やパソコンなどはすべて使用不可能。医者の住居も全く使用できない状況でした。内科は、電子カルテにしてあり大丈夫だったが、歯科は、紙なのでカルテなどの整理が大変である。平成2年にも台風の大雨で床上浸水した。今後の適地も考慮しなければならない。また、2名の犠牲者を出した、グループホームを訪問し、献花を致し黙とうし冥福をお祈り致しました。職員の方が、水がみるみる溢れカーテンレールにつかまり、窓のサンに足をおきながら水の引くのを待っておられたと伺い、恐怖感の中で過ごされたことに言葉が出ませんでした。
瀬戸内町の林道被害個所も視察致しました。道路が丸々雨で流されおりました。今後早急に通行できるように要望致しました。
そして、奄美群島社会福祉施設連絡協議会の皆様と意見交換を致しました。藤野耕一会長はじめ7名の役員と意見交換を致しました。藤野会長は、離島だからとサービス低下を招かないよう職員の研修会参加を呼び掛けている。養護施設と徳老の職員配置基準の見直しを国へ要望してい欲しい。また、介護福祉士の資格を鹿児島市ではなく奄美でも受けられるようにしてほしい。処遇改善交付金が23年度までなので延長してほしい、などの要望がありました。
19日は、喜界島で知的障がい者更生施設「はまゆり学園」の視察を行いました。中山続社会福祉法人理事長さんや保護者の皆様と意見交換を行いました。定員は、30名で男性平均年齢47歳、女性57歳である。重度の入所者が多い。入所者や職員の確保が難しい。などの要望がありました。また、現在国での自立支援法の見直しが入居している障がい者の立場に立った見直しになるよう要望されました。
喜界町では、水道の水がサンゴ礁の影響でカルシウムが多く全く飲めない状況続いた。そこで、平成11年から安全でおいしいまズを安定供給するとう基本理念の下事業運営に努めている。イオン交換膜電気透析法によるかん水淡水施設を東部地区に完成させ、美味しい水を供給していました。今後、大所帯の施設を作るにも負担がどれだけになるか分からない状態で他の地域と違い、水の心配をしなければならない。是非国の力で応援していただきたいとの要望がありました。













