本日、総務建設常任委員会が行われ、以下の質疑応答をしました。(主旨)
●議案第2号 公共下水道三ツ島第3管渠築造工事請負契約の一部変更について
問、工期と金額の変更だが、よくあることなのか?
答、不測の事態により変更が生じるケースが少なくない。
問、契約変更により増額費用はどのように対応するのか?
答、通常、関係部署と調整を図り補正予算による対応を行うが、当該工事は、当初予算内で対応可能。
●議案6号 門真市東部大阪都市計画地区計画(北島東地区)の区域内における建築物の制限等に関する条例の制定について
問、条例の制定理由と特徴について
答、北島東地区の市街化区域編入に伴い、良好な地域環境や景観の維持保全を図るため地区計画を策定。条例に適合しない建築はできず、条例違反に関しては、罰則の対象となる。
問、北島西地区の事業が進んだ場合、同様の条例ができるのか?
答、計画内容に応じて、西地区に特化した条例を制定する。
●議案第22号 平成28年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算
問、工事8件を繰り越すとのことだが、理由は?
答、工事区間で松杭の除去や掘削時に湧水により工法を変更、私道の承諾書の取得に時間を要したなど調整や検討に時間を要した。
問、28年度中に工事が完了するのか?
答、全て28年度中に竣工の予定。
●議案第23号 平成28年度門真市一般会計予算
◎市税について
問、市民税及び法人税の増収の要因は?
答、個人市民税は、給与所得の伸びと増税義務所数の増加。法人税は、企業収益の増加。
問、固定資産税の減収の要因は?
答、地下の下落及び償却資産の設備投資の低水準が主な要因。
◎地域コーディネーターについて
問、地域コーディネーターとはどういうものか?
答、地域と市役所をつなぐパイプ役であり、地域担当職員の筆頭に地域コーディネーターを設置し、職務を「参与」が担う。
問、参与の要件は?
答、本市の部長級以上の職に在職経験があるもので、非常勤特別職として、任期は1年。
問、地域コーディネーターの活動内容、業務報告は?
答、地域会議の設立や自治基本条例の理念や必要性の説明。業務報告書には、勤務日、勤務時間、業務内容を総合政策部長に報告。
問、地域調整室の活用状況は?
答、地域会議に関する調整、意見交換や会議など幅広く活用。
◎ハザードマップ作成業務委託料
問、ハザードマップの掲載内容と視覚障がい者用の作成状況は?
答、洪水や地震などの災害について、避難行動や防災対策を行る上で想定される震度や浸水想定の情報、災害時に取るべき行動や災害情報を取得するための方法を予定している。
視覚障がい者用は、蝕地図や録音テープなどの情報を音声化するなど先進市の事例や調査研究を行い視覚障がい者団体等からのご意見を伺い、順次取り組みを進めていく。
◎公園維持管理事業
問、公園施設の被害や迷惑行為などの状況は?
答、樹木や遊具等への放火、落書き、損壊など年間30件ほど被害だ発生している。
問、地域、自治会から防犯カメラの設置要望はあるのか?
答、書面による要望書はないが、防犯カメラの設置について相談を受けている。
問、公園内の防犯カメラの設置の考え方や管理方法は?
答、迷惑行為等の防止に有効な手段と認識している。28年度の庁内の関係各課と調整会議を行う。管理方法は、門真市防犯カメラ設置及び管理規定に適宜修正等を加え、管理運用規定を策定していく。
◎幸福町・垣内町地区整備事業
問、建物移転補償の進捗状況と28年度の予定は?
答、建物移転補償対象126棟のうち72棟の建物移転補償契約が完了。28年度は10棟の契約を予定。
問、平成30年に幸福町・垣内町地区の組合設立の予定だが、地区内の整備工事が始まるのは、組合が設立してからなのか?
答、その通りです。
問、その間の土地利用の考え方は?
答、収益をあげるような活用はできないが、庁内等で検討していく。