令和2年第3回定例会での一般質問と答弁の要旨(2020.6.8)

◯子どもの権利に関する取り組みについて

質問

国連の「子どもの権利条約」を日本は批准している。この条約を子どもに関する全ての問題の取り組みに位置付けることが大事である。意識啓発、施策展開について伺う。

答弁

法令に基づき各種事業を実施。条約の精神が反映されているものと認識している。施策は関係機関等と連携し、体罰等によらない子育ての推進。児童虐待の発生予防、早期発見、早期対応に努めるなど、あらゆる場で子どもの権利を守る取り組みを行なっている。

質問

児童生徒、教職員に対する条約に基づいた人権についての取り組みはどのような状況か。

答弁

いじめ見逃しゼロスクールや各種行事で、子ども達の発想を生かし、前面に出して、一人一人を大切にする活動が進められている。教職員については県が作成した人権教育基本方針パンフレットを各校で研修できるよう配付。市では3年に1度、人権に関する教育を行なっている。人権教育強調週間には道徳の研修も行われている。

質問

「参加する権利」には“子どものことを子ども抜きで決めない”という考えがある。あらゆる場で子ども達が意思を表明できる場を作ることで、自立性を養う良い機会となる。関係者で議論を積み重ね、政策立案、条例制定へと進めていただきたい。

答弁

大変難しい問題だと感じている。子ども達が自由闊達に、健やかな成長を見守るために行政は関わっている。義務教育課程で主体性を尊重していいのか疑問もある。そういった面も含めてあらゆる問題にしっかりと対応できる環境整備を模索している。今後計画にもしっかり反映出来るよう対応したい。


 

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