令和2年第1回定例会での一般質問と答弁の要旨(2020.3.2)
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◯持続可能な開発目標(SDGs)の推進について
質問
SDGsとは「誰一人取り残さない」との理念を掲げ、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標であり、その下に169のターゲット、232の指標が決められている。当市においても各種計画等にSDGsの要素を最大限反映させ、取り組みを進めていくべきだと考えるが見解を伺う。
答弁
当市における中長期を見通した持続可能なまちづくりの実現を図るうえでも、地方創生に資するSDGsの達成に向けた取り組みを推進していくことは必要不可欠。総合計画の次期基本計画や次期地方版総合戦略の検討に際しても、理念を十分認識しながら、今後の取り組みを進めてまいりたい。
◯GIGAスクール構想の取り組みについて
質問
文科省は、学校ICT環境の抜本的な改善と、ICTを効果的に活用した多様な子ども達を誰一人取り残すことのない公正に個別最適化された学びや、創造性を育む学びの実現を目指していくことを打ち出し、子ども達の1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークの一体的な整備を進めていく。今後、具体的な取り組みが進むと思うが、ICT支援員などの人材配置や、特別支援教育の充実についてどのように考えているのか。
答弁
ICT支援員は、パソコンの有効活用や教育の指導力向上の面からも、人材配置は必要と考えている。特別支援教育においては障がいの状態や心身の発達段階に応じて活用することにより、学習や学校生活に困難を抱える子ども達が、わかりやすく学習を進めるための重要な手段になると考えている。有効に活用することが大きな課題となることから、ICT支援員などの人材配置や教職員への研修など、ソフト面でも充実を図ってまいりたい。
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