令和元年第4回定例会での一般質問と答弁の要旨(2019.12.4)
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◯防災の取り組みについて
質問
台風19号により、当市でも阿賀野川の水位が上昇し、避難所が開設されたが、対策について問題等はなかったのか。
答弁
避難してこられた人のご協力もあり、大きな混乱もなく受け入れができたものと考えている。
質問
避難所でのアレルギー疾患対応は考えられているのか。
答弁
配慮を要する人については別室を案内する等の訓練を行なっている。備蓄食料も特定アレルギー物質となる27品目を含まないものを準備している。
質問
乳児用液体ミルクは常温で保存でき、断水や停電がおきた場合に活用できるもの。導入を検討してはどうか。
答弁
保存期間が短く、高価であること。冷たいままでミルクは飲まないと考えられるため、導入は考えていない。
質問
この度の災害では、避難や見回りなどで、自宅外で被災した人が3割を超えた。自宅で亡くなった人では高齢者が目立ち、一人暮らしなどで早期の避難が困難だった可能性が指摘されている。避難についてさらに具体的な方法を示す必要があると思うがどうか。
答弁
各自治会による要支援者避難行動計画の作成と、その実効性を高めるための避難訓練の実施をお願いしている。今後も防災塾等を通じ、自治会と取り組みを行なっていく。
質問
「被災市区町村応援職員確保システム」に基づく対口支援の受入体制は整っているか。
答弁
スムーズに職員支援が受けられるよう、受援計画の策定について検討したい。
質問
地球温暖化による洪水発生頻度は倍になるとの予測がある。今後、防災の取り組みをどのように考えていく必要があるのか。
答弁
危険が回避できるよう国、県への働きかけを行うとともに、ハードを整備しつつ、ソフト事業として市民への防災に関する啓発を行なっていく。
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