令和元年第3回定例会での一般質問と答弁の要旨(2019.9.5)

◯家庭教育支援について

質問

家庭は子供たちの健やかな育ちの基盤であり、家庭教育はすべての教育の出発点とされている。一方で親や家庭を取り巻く状況、子育てを支える環境も変化しているなど、様々な要因を背景として、家庭の孤立化、時間的・精神的にゆとりを持てない状況、さらには児童虐待など、家庭をめぐる問題も深刻化しているなかで、改めて家庭教育の大切さを社会全体で考え、支援していくことが求められているが、当市での取り組みを伺う。

答弁

親子で体験を共有したり、親の成長を促す事業、親の学習機会の提供を関係部署が連携して事業を実施しており、継続して実践していくことで家庭教育力の向上が表れると考えている。

質問

家庭の教育力を高めるため、熊本県は平成25年に「家庭教育支援条例」を施行。自治体における家庭教育支援の規範として、全国に広がりつつある。文科省では家庭教育支援チームの登録制度化、訪問型家庭教育支援の強化など力を入れ、従来の参加型支援だけでは保護者のニーズとうまく合わないといった課題に対し、効果的な支援として注目されている。このような動きについて当市の見解を伺う。

答弁

有効であると考えている。家庭教育支援チームの設置については他市の事例等を調査し参考にしながら整理してまいりたい。

◯高齢者ドライバーの事故対策について

質問

アクセルとブレーキの踏み間違いによる車の急発進を防ぐ装置が事故防止の有効な手段の一つとして注目されている。装置の購入に際し、補助金制度の導入を検討していくべきではないか。

答弁

年々高齢者の運転免許保有者が増加していく状況にあり、事故の発生原因を注視し、今後の動向を見て考えていく。


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