令和元年第2回定例会での一般質問と答弁の要旨(2019.6.7)
・
◯空き家対策について
質問
近年、全国的に空き家が増加しており、そのなかでも適切な管理が行われていない空き家は、防災、防犯、衛生、景観面で深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。当市では平成26年4月に条例を施行し、適正な管理を義務付け、各種支援事業を行なっているが、これまでの取り組みの成果を伺う。
答弁
管理不十分な空き家と認められた所有者に助言、指導を行っており、平成30年度末で268件に達し、そのうち9件が除却された。空き家バンクでは30件が登録され、そのうち17件が売買、賃貸されている。空き家の把握数は578件で、前回調査時と比較して172件が減少している。
質問
国は市町村に対し、対策計画策定と協議会設置を求めているが、当市ではどのように考えているのか。
答弁
今年度、法律や建築関係者等で構成される協議会にはかり、計画策定することとしている。
質問
対策の一環として、空き家の解体費用の補助、助成制度を設けて支援している自治体もあるが、制度について見解を伺う。
答弁
今年度、協議会から意見を聴取するとともに、除却補助を実施している他市の実態を調査した上で、取り組みを検討していく。
・
◯期日前投票の利便性向上について
質問
さらなる投票機会の創出や利便性向上のため、ワゴン車を使った移動式や、商業施設などに投票所を設け、効果をあげているところもあるが、このような取り組みについて見解を伺う。
答弁
利便性向上の必要は十分認識しているが、人員確保、セキュリティ等の課題もあり、今後検討してまいりたい。
質問
入場券の裏面に、期日前投票に必要な宣誓書を印刷する方法が各地で導入されている。事前に記入して投票所に持参すれば受付が早く済むため、利用者には好評とのこと。当市でも導入してはどうか。
答弁
宣誓書については市のホームページから様式を掲載しているが、さらに投票者の手間を省くことができることから、来年度からの実施に向け、準備をしていく。
・