平成30年第3回定例会での一般質問と答弁の要旨(2018.9.6)

◯子育て支援について

質問

本年6月15日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2018」に、来年10月から幼児教育無償化の全面実施を目指すことが明記された。この政策により、当市における財政面、保育施設の利用動向や、これからの子育て支援施策にどのような影響が考えられるのか。

答弁

当市財政面への影響については現在不明であり、今後の国の動向等を注視し、適切に対応していく。幼児教育無償化により、長時間保育の利用ニーズが高まることが考えられ、保育士の需要も高まると見込まれることから、施設によっては、保育士不足により入園、入所希望に添えない等の影響が懸念されている。


◯図書館の取り組みについて

質問

コーヒーショップ、CD・DVDレンタル店を併設した図書館が話題になったことを発端に、各地で図書館の利用を促進させるため様々な取り組みが行われている。当市の図書館について、近年の利用状況、課題を伺うとともに、今後新たな価値を生み出すような取り組みについてどのように考えているのか。

答弁

入館者数は、平成27年度4万3360人、平成28年度4万3396人、平成29年度4万2647人となっている。平成29年度の減少が課題となっているが、利用の拡大に向け開館日の拡大と会館時間および貸出期間の延長、ギャラリースペースの活用などの取り組みをしている。新たな価値を生み出すような取り組みについては、児童の読書推進を図るため関係機関と連携した事業の実施。また、健康塾など図書館を会場として実施される事業が増えており、その際来館者にテーマに沿った資料を紹介・展示している。


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