平成25年第1回定例会 一般質問と答弁の要旨(2013.3.5)
1.コンパクトシティ形成の取り組みについて
高度成長期に整備された多くの公共インフラが一斉に老朽化し、崩壊の危機が顕在化する中、持続可能なまちの形態として改めて「コンパクトシティ」が注目されている。高齢化社会への対応を迫られ、また、危機的な財政状況にある中、コンパクトシティへの転換の必要性が一層高まっているが、持続可能な社会を見据えたまちづくりについての見解は。
答弁
豊かな緑が広がる環境の中で、生活しやすいように住宅・商店・福祉施設等が適切に配置され、公共交通機関で各地区が結びつき、中心部と周辺部がそれぞれの地域特性を活かしながら都市機能の役割分担を担っていくという考えのもと、中心部への誘導や、中心部だけのインフラ整備だけではなく、これまでのように地域が地域のなかで支え合う、絆社会への支援もしっかり行っていく必要があると考えている。
2.LED照明の導入について
逼迫する電力事情を背景に、省エネ対策として公共施設へのLED照明の導入は積極的に検討すべき課題。電気料金の値上げによる財政負担の軽減を図ることにもつながる。一つの手法として、民間資金を活用したリース方式によって公共施設や街路灯へのLED照明の導入を進める動きがあるが見解を伺う。
答弁
積極的に取り組むべき施策と考えており、特に効果がわかりやすい街路灯、防犯灯のLED化が有効であると認識している。初期費用が大きいという課題はあるが、設備費や維持管理費が削減できるリース方式の採用は有効な方法であると考えており、今後、費用対効果やメリット、デメリットを精査するなど十分な検討を進めていく。