一般質問と答弁の要旨(平成24年9月7日)

1.フィンランドプロジェクトについて

(1)「先進的なフィンランド型福祉の技術・ノウハウを導入することを始め、フィンランド共和国の協力のもと、高齢者が介護を必要とせず、在宅で自立した生活を送ることができる、阿賀野市としての独自の取組を進めていく」という目的で進められているプロジェクトの現況を伺う。

《答弁》
平成23年度からスタートした総合計画後期基本計画では、プロジェクトの名称を「阿賀野スタイル健康福祉プロジェクト」に変更し、ソフト事業の保健、医療、福祉の取組を引き継いだ。自立支援ケアの実践や、元気づくりサポーターの養成、シャキ!いき!健康法、水中運動の普及などの事業に取り組んでいる。

(2)プロジェクトの今後の展開はどのように考えているのかを伺う。

《答弁》
介護を必要としない元気な高齢者を1人でも増やせるように、自立支援ケア及び健康づくりの取組を広く市民に普及させていく。

(3)阿賀野スタイル確立に向け、住民参加型ワーキンググループの設置を検討してはどうか。

《答弁》
元気づくりサポーター、市民の自主サークル、シャキ!いき!普及員など多くの市民が各種事業に関わっていることから、現在のところ設置は考えていない。

2.子どもを守る環境整備について

(1)いじめ対策

①いじめの対策は家庭からということで、保護者に向けた啓発はどのようにしているか。

《答弁》
学校だよりを通しての保護者への啓発が大切な役割を果たしている。家庭での保護者と児童生徒の語らいのなかで、いじめについて一緒に考えてもらうように働きかけている。また、市のPTA連絡協議会では、独自の取組として、いじめ問題やインターネットにかかわる諸問題など、保護者目線のニーズにあった講演会を開いて啓発を図っている。

②地域との連携体制を築いていくためにも“地域コーディネーター”を配置してはどうか。

《答弁》
各学校では、地域の自治会や民生委員、人権擁護委員の方々との連携を強めていく考えだが、教育委員会としては、「地域コーディネーター」の配置を今後の最も重要な課題の一つとして捉えており、調査・研究している段階。

(2)通学路の安全対策

①緊急合同総点検の結果を伺う。

《答弁》
市内の小学校からは44箇所の危険、要注意箇所が報告された。すべてについて現地点検を行い、対策の実現に向けて検討している。

②対策の計画的な実施を図るべきだと思うが見解を伺う。

《答弁》
教育委員会は、各校の日常的な点検が図られるように働きかけるとともに、地域や学校からの要望が関係機関に届くように、緊急対応についても迅速な対応ができるように、各関係機関との継続的なパイプ役として安全対策の実現に向けて努めていく。

 

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