平成20年第8回定例会での一般質問と答弁の要旨(2008.12.4)

質問

子どもの視点でまちづくりを考える“子ども議会”について、各地の自治体で取り組みが行われているが、八王子市では「子育てしやすいまちナンバーワン」を目指し、子どもの目線に立ったまちづくりを進めようと2008年度に企画。市内の小中学生の代表に議員になってもらい、市政への提案をしてもらうというもの。当市の将来を考える上で、このような取り組みが必要ではないか。

答弁

子どもの視点から日ごろ感じていること、思っていることを発言してもらい、それをまちづくりに活かすということは非常に興味深いものと考えている。今後関係機関と前向きに協議・検討してまいりたい。

◯地上デジタル放送への円滑な移行推進

質問

高齢者・障がい者への働きかけとして、キメ細かく受信説明会を開催するとともに、必要に応じて戸別訪問の実施を行うなどの相談体制が必要ではないかと考えられる。当市では、どのように取り組む方針か。

答弁

今のところ受信説明会や戸別訪問等は予定していないが、要望に応じてデジタル放送の円滑な移行を図っていく。

質問

地デジ移行に伴って「工事が必要だ」などと言葉巧みに高齢者に近づき、工事費を振り込ませるなどの事件が全国で発生しているが、悪質商法への対策(販売店、工事業者の紹介などのサポート)は当然のこととして、地域住民への周知徹底策をどのように考えているのか。

答弁

ひとりでも被害に遭わないよう、また万が一の場合でも救済できるよう、県の「消費生活センター」と連携をとり、情報収集をしながらあたりたいと考えている。また、実際に寄せられる相談に基づいて、悪質商法の手口等については「広報紙」を十分に活用して市民へ周知し、悪質商法の被害に遭わないよう、注意を呼びかけていく。

質問

アナログテレビの大量廃棄も懸念されている。「家電リサイクル法」により、使用済みテレビの廃棄の場合には、消費者はその費用を負担しなければならない。外部チューナーを取り付けることによって使用できると周知することも必要。市民が混乱しないように、行政の果たすべき役割としてどのような対策で取り組んでいくのか。

答弁

機会をとらえながら広報紙などを通じて情報提供し、デジタル放送への円滑な移行を図っていきたいと考えている。

◯観光資源の活性化

質問

まちのシンボルである“瓢湖”がラムサール条約に登録され、市長は「水鳥のエサ場である安全な田んぼの環境と合わせて、阿賀野市を世界にアピールしたい」とコメントされました。世界に誇れる“瓢湖”の今後の保全整備についての構想を伺う。また、エコツーリズムを取り入れた瓢湖エリアの観光戦略も早急に取り組んでいくべきであると思うが、見解を伺う。

答弁

市民の環境保全に対する意識の啓発と醸成、瓢湖自体の環境対策を考えている。また、エコツーリズムによる観光戦略については、現在「阿賀野市観光戦略プラン」を審議している過程。その中で提案する。

質問

五頭温泉郷を主軸とした取り組みについて、今年度中に「阿賀野市観光戦略プラン」が策定される。極めて優れた泉質との評価が高い温泉郷をもつ当市として、来年の「大観光交流年」に向け、より強力な取り組みが求められているが、来年度はどのような方針で考えているのか伺う。

答弁

旅館協同組合では、五頭温泉郷において有機野菜や米などの食材と組み合わせ、健康をテーマに誘客を図ることができないか検討している。具体的には農業者と旅館業者の協議の場が必要であり、それらを設定することも含めて、行政の役割だと考えている。五頭温泉郷で予定しているメニューを強力にバックアップする姿勢でいる。

質問

“観光カリスマ”の育成について、当市の観光戦略のリーダーとなるべき人材の育成が必要ではないか。過去にも提案したが、国交省の「観光カリスマ塾」に人選して当市で受講のバックアップをするなどの取り組みができないものか。

答弁

カリスマ的人材は、行政の各分野にも求められているものであり、市をあげての支援体制と財政面の援助が不可欠になることから、阿賀野市版の各分野のカリスマ的人材の登録も検討したいと思っている。

 

一般質問トップへ

カレンダー
2025年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  
ツイッター
サイト管理者
阿賀野市 村上清彦
m_kiyo1110@yahoo.co.jp