平成20年第2回定例会での一般質問と答弁の要旨(2008.3.5)

◯カーボンオフセットについて

質問

ゴミの減量対策としてレジ袋を使わないマイバッグ持参運動がある。当市で昨年マイバッグ運動の推進ポスターを募集していたが、作成にあわせ「阿賀野市オリジナルマイバッグ」を作成・販売する等、市内企業を巻き込んだキャンペーンをしてはどうか。

答弁

ゴミの減量化をさらに推進するため、広報および今年度から実施した環境講演会等を通して、市民の意識の高揚を図った上で、阿賀野市オリジナルマイバッグ等の導入を検討したいと考えている。

質問

家庭や学校から出る廃油を回収し、バイオディーゼル燃料(BDF)を製造している民間事業者があるので、生産を委託し、各課や支所などが使用する車や市バスなどに活用目標を立て、積極的に使用拡大を図ってはどうか。

答弁

こうした取り組みについては、単純な費用対効果の考え方を超えた視点から、その意義の検証が求められるものであり、今しばらくお時間をいただき、検討させていただきたいと考えている。

質問

地域の水田を守り、“環境・エネルギー・農業”という21世紀の重要な課題に貢献する事業としての、バイオエタノール米の取り組みについて、当市における今後のビジョンの中で、どのようなスタンスで考えているのか。

答弁

耕作放棄地対策や地域資源の保全対策といった面からも、今後は非常に意義ある取り組みとなってくるものと思われる。今後の取り組みに大きく期待しているところであり、来年度より「産地づくり交付金」の対象とさせていただいた。

質問

意識啓発のためには継続した情報発信が必要であると考えるが、広報等に特別コーナーを設け、手軽に実践できる節約方法などと合わせて新エネルギーの普及を訴えていくべきであると思うがどうか。

答弁

平成18年4月に概要版を全世帯に配布するとともに、ホームページへの掲載や図書館、学校等への公共施設に配付をすることなどにより、周知を図っている。また、他の環境関連情報と併せ、随時広報紙等で情報提供を行うなど、環境肥前意識の醸成といった点については積極的に啓発を図っている。

質問

国や県では京都議定書で2012年までに6%削減を行うため、チームマイナス6%」運動を推進している。当市では「庁内推進委員会を設置する」とあるが、更なる「CO2削減」を推進していく独自の運動を展開するような具体的な動きはあるのか。

答弁

一昨年に「阿賀野市地球温暖化防止実行計画」を策定し、この計画に則して、全庁的な運動として努めている。

◯地産地消について

質問

本来の形である「地産地消」ということに、個人の意識変革が必要となるが、可能な限り取り組む必要がある。政府は「農商工連携促進法案」をまとめ、今国会で成立、年内施行を目指していることから、当市として農業、商工、観光等の連携で、市民に訴えることができるような取り組みを検討するべきだと思うがどうか。

答弁

生産者の顔が見える「地元産」を、学校給食や飲食店、旅館等で提供できればいいと考えている。ただ、需要と供給の関係があり、提供できる種類と量は、地場で採れる季節ごとの食材に限定されるきらいがあり、価格面の問題もクリアする必要があると思っている。地産地消による消費拡大と観光誘客による交流人口の拡大を図り、農業・商工・観光の連携を深めていきたい。

質問

市内で生産されている農作物・特産物を多くの市民に知ってもらうことも大切だと思う。瓢湖周辺は、白鳥が飛来している期間の土日など、観光客も含めて多くの人出があるので、「阿賀野ブランド」を確立する絶好のアピールタイムである。例えば、白鳥会館前の一部県道を通行止めにして、物産品の展示即売ができないものか。

答弁

瓢湖特産品販売センターの位置や品揃えを再検討して、さらに年間を通して開設できないか、関係者と協議して参りたいと考えている。

 

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