8月18日埼玉県川越市川越資源センター(ごみ処理施設)視察
処理方式:流動床式ガス化溶融炉(1200℃)
課題;イニシャルコストが高いが、焼却灰を出さずにスラグ化して土木資材として再利用することになっているが、東日本大震災の放射能の影響がいまだに残っており、発生量の10%ほどしか再利用できていない。
8月19日東京都三鷹市・調布市協働ごみ処理施設ふじみ衛生組合新ごみ処理施設を視察
処理方式:ストーカ(850℃)
課題;イニシャルコスト及び運営費用は、ガス化溶融炉よりも安価であるが、焼却灰や焼却不可材の処理にコストがかかる。
≪所感≫流動床式ガス化溶融炉、ストーカいずれの処理方法も一長一短あり、甲乙つけがたい。ごみ処理施設建設のポイントとなるのは、①処理後の廃棄物の減量化、②ごみ減量化に向けた小中学生に対する環境教育であり、平成36年稼働予定の東海市・知多市共同ごみ処理施設の処理方式に関しては、民間の知恵をお借りし、十分検討することが大事であると思料します。