泉北環境整備施設組合、高石市主催の環境・廃棄物リサイクルフェア・環境
シンポジウムがアプラたかいし大ホールで開催され、参加した。最初に阪口
阪口高石市長(泉北環境整備施設組合管理者)から泉北環境整備施設組
合の近況と、減量化の実績について説明があった(マスコットキャラクターの
おずみん、てんにょん、とろすけ)。次にNPO法人大阪ごみを考える会の森
住理事長から「ごみの歴史」と題して泉北環境整備施設組合の施設建設を
地域との協議の下で進めてきた取組や実績について講演があった。次に高
石市における有価物集団回収の優秀団体への表彰式と小学校での環境・
廃棄物リサイクルポスターの佳作・優秀賞・最優秀賞への表彰式があった。
最後に落語家の笑福亭松枝氏の「江戸時代にごみはなかった!?」との講
演では、ケニアの環境大臣であったワンガリ・マータイさんの日本の「もった
いない」とのワードの絶賛発言からトロイの遺跡を発見したシュリーマンが日
本の当時の江戸を評価した話まで、落語に登場する裏長屋の実態と共にリ
サイクル社会の大切さを強調されていた。長屋の大きさの9尺4間が2.7m×
3.6mの狭さに家族が住んでいた実態等、興味深い内容だった。