去り禁止条例を制定している先進市の
東京都立川市の行政視察を実施した
(写真左から五十嵐市議会事務局次長
、南ごみ対策課収集係長、私、太田ご
み対策課長)。平成23年4月に立川市
廃棄物処理及び再生利用促進条例の
一部改正を行い、収集又は運搬の禁止
等を第30条の2として、新設された模様
で、平成25年11月からの集積場での収
集から、戸別収集に移行した事による、
資源物持ち去りり業者が激減したとの事。条例の改正について、資源物の置き場所を
特定しておけば、罰則規定の適用は可能との事であった。本市においても早期の条
例制定を推進していきたいと感じた。尚、市役所は2010年に市政施行70周年で新
庁舎が落成しており、多摩モノレール高松駅から徒歩10分であったが、立川基地跡
地整備で、舗装ブロックに太陽光が反射して、汗だくになった。
フォーラムin岡山市(2日目)に参加した。課題討
議として政策研究大学院大学副学長の横道清孝
氏をコーディネーターに、事例報告者として、先進
的に議会改革に取り組んでいる千葉県流山市議
会議長の海老原功一氏、岐阜県可児市議会議長
の川上史浩氏、滋賀県大津市議会前議長の高橋
健二氏による課題討議として、各市の取り組みの
報告と共に、前日や当日に寄せられた質問に対す
る見解の披露があった。本市で取り組んでいる議
会改革の方向性が確認できた事と、先進都市との
比較で、更に進むべき方向性が見えてきた事は、
本当に良かったと思う。午後からは、市内の視察
で、バスに分乗して見学した。岡山市犬島にある
銅精錬所の遺構を保存・再生した美術
館で、既存の煙突や一つ20kgもあると
いうカラミ煉瓦が入口前面の圧倒的な
重厚感を醸し出している(写真右)。自
然エネルギーを利用し、冷暖房を空気
の流入と煙突効果による流出で行い、
展示室への経路には、鏡効果による
採光が実は、煙突上の空であった事に
は大変驚かされた。建築家三分一博志
氏の試みに拍手。また、アーティスト・
柳幸典氏による三島由紀夫を題材に、「ヒーロー乾電池」と題して作品を形成している。
蔦や、一部が欠けている煉瓦の煙突に、ノスタルジ
ーを感じる事ができる(写真左・下)。好天に恵まれ
すぎて汗だくの中、犬島チケットセンターで、地元
で採れた夏みかんのかき氷を注文した。自然との
見事な調和を思い、公益財団法人福武財団の民
間活力の偉大さも同時に実感した。
市(初日)が岡山シンフォニーセールで開催され、
参加した。基調講演は野村総合研究所顧問・東
京大学公共政策大学院客員教授の増田寛也氏
による「人口減少時代と地方議会のあり方」と題し
た講演となった。推計では全国896の市町村が「
消滅可能性都市」に該当し、緊張感を持ち、早
期の対策を講ずる必要性を実感した。次にパネ
ルディスカッションとして、「分権改革20年と自治
体議会のあり方」と題して、コーディネーターは
明治大学政治経済学部教授の牛山久仁彦氏、関
西学院大学経済学部教授の林宣嗣氏、元志木市
町の穂坂邦夫氏、龍谷大学政策学部准教授の土
山希美枝氏、NHK解説副委員長の城本勝氏、岡
山市議会議長の則武宣弘氏によるそれぞれの考え方の披瀝があった。