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バックナンバー 2021年 3月

市立伊丹病院と近畿中央病院の統合編成による統合新病院!
~令和7年開院・令和8年グランドオープン予定~
市立伊丹病院検討特別委員会が3月26日に開催されました。
昨年12月に示された診療機能・施設整備(案)や市民の皆様が統合新病院を訪れた場合に関係の深い受付、待合、案内表示、レストランなどをテーマで、市民の皆様のご意見やご提案を参考に取りまとめた統合編成基幹病院と健康管理施設に係る施設の基本設計が示されました。

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昨年12月診療機能・設備計画を踏まえた基本設計コンセプトが➀高度急性期病院としての医療機能充実➁全ての患者、職員に快適な病院➂大規模災害に拠点となる強い病院➄感染症への対応➄医療ニーズの変化への対応➅2050年カーボンニュートラルに向けたグリーン化技術の取り組み➆医療現場におけるデジタル化への対応⑧わかりやすいワンフロア外来と安全性を高めるウイング型病棟です。
その基本方針を基に、令和3年度に実施設計が予定されています。

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患者の移動負担軽減を図る外来、看護動線が最短距離となるウイング型の病棟や直射光の適度な遮断に加え、プライバシーを意識した病室など、安全性を高め快適な療養環境を確保した計画となっています。
また、医療ニーズや感染症への対応。高速通信網の構築や多様化する情報システム等デジタル化に対応する。さらに、ZEB Ready取得を目指す省エネを意識した環境にやさしい取り組みを導入し、免振構造に加え、災害時業務継続計画に基づき自家発電やライフラインのバックアップ体制など災害時に十分機能が発揮できる施設・設備が導入された基本設計となっています。

今、高齢化が進展し、救急医療強化とともに高度医療が求められています。
そうした医療ニーズに対応し、患者をはじめ、病院を訪れる方々が便利で快適に利用できる。
さらに、大規模災害にも対応できる病院が現地建替えで建築されることは市民の皆様に安心していただけるではないかと感じました。
また、地域医療構想の実現に向けた重点支援区域に昨年8月25日に指定され
国による助言や集中的な支援が受けられるようになっています。
総事業費の予定額が409億円。その財源内訳が、国・県・その他 約168億円で、市負担が約99億円、市立伊丹病院142億円となる予定です。
今後も、国、県の動向を注視し、補助金等が確保できるなど市民の皆様の負担軽減につながるよう努めて頂きたいと訴えました。

今年5月、議員として節目となる10年を迎えます。
今回で、10年連続となる40回目の質問となりました。
これまで、多くの方々に、ご指導、ご鞭撻をいただいた、おかげであります。
本当に、ありがとうございます。
原点に返り、これからも、市民の皆様のご期待に添えるよう、頑張ってまいります。


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【質問要旨】
1、デジタルトランスフォーメーション(DX)について
~市民の生活をより便利に豊かにするデジタル化を~
(1)デジタル化の利便性の提供について
➀ マイナンバーカード ➁ デジタルデバイド ③ デジタル化推進組織
(2)デジタルの利活用について
➀ オープンデータ ➁ シビックテック

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【質 問】
 本市は、デジタルトランスフォーメーションを積極的に推進し、行政サービスにおいて、デジタル技術やデータを活用して、住民の利便性を向上させるとともに、デジタル技術やAI等の活用により業務の効率化を図り、人的資源を行政サービスの更なる向上に繋げていくためのデジタル化を積極的に進めていることから質問しました。
➀行政におけるデジタル化の効果をもたらすキーポイントとなるマイナンバーカードの普及への取り組み。
➁デジタル技術の普及とシステムの確立が進む中において今後、誰でもデジタル化の恩恵を最大限に受けられる環境の整備が重要となることから、社会活動において情報格差デジタルデバイドを生まない取り組み。
➂デジタル化が進展する中、市民の利便性の向上と行政運営の効率化を図るためには、多様な人材が必要となることから、デジタル戦略を具体的に進めるための組織の体制について伺いました。
 次に(2)デジタルの利活用については、
人口減少や高齢化など様々な課題が行政サービスだけでは解決できないような課題が、昨今、顕在化しつつある中、オープンデータとシビックテックが、情報技術ITの力で地域課題や市民生活の課題解決を効率的に解決させることやITを中心としたテクノロジーを活用した市民の生活をより豊かにするための活動の一つとなることから、オープンデータの公開への取り組み。そして、シビックテックについての考え方について伺いました。

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【答弁と意見要望】
➀マイナンバーカード
 答弁で、本市において、総数は7万683件と、3人に1人の割合でカードを保有しているとのことです。来年度も引き続き、休日開庁や出張申請を強化し、マイナンバーカード交付に積極的に取り組みをしていくとのことです。
 デジタル化が進む日本社会において、今後様々な活用が期待されているマイナンバーカード。
今後もマイナポイントと言った普及促進策・広報の強化など交付普及に加速させていくと予測されますので、引き続き、マイナンバーカード交付の円滑事業に期待しています。

➁デジタルデバイド
 答弁で、スマートフォンに着目して、民間通信事業者などと協働する形でスマートフォン講座を検討することです。
総務省が、スマートフォンの使い方やオンライン手続きの行政手続きなどを教える
デジタル活用支援推進事業を展開しています。このような事業も活用して、社会活動においてデジタルデバイドを生まない取り組みを訴えました。

➂デジタル化推進組織
 答弁で、デジタル化の全体の進捗を管理し技術的にサポートする組織と人員を整え、
デジタル技術を活用して地域課題を解決するためのアイデアや事業を構想し実現する企画力、調整力を備えた人材の確保に心を配るとのことです。
 市民の皆様の生活をより便利に豊かにするデジタル化の恩恵が実感できるよう、行政サービスをはじめ、個別の施策・事業において幅広い視野に立って、デジタル化を進めて頂きたいと訴えました。

次に、デジタルの利活用については、
 答弁で、オープンデータとシビックテックはDXを推進する車の両輪であると捉え、デジタル技術を活用し、様々な地域課題の解決に取り組んでいきたいと考えているとのことです。
 職員や市民の皆様などと一緒に協力し合える環境づくりや既存の資源なども活用する、安価なシビックテック等についても進めて頂きたいと訴えました。

いずれにしましても、今、日本の社会において、デジタル化が加速的に進んでおり、様々なことがらに、柔軟かつ迅速に対応するが求められています。そうした中、
行政のサービスにおいては、市民の皆様がデジタル化による恩恵が実感できるように手立てを講じて頂きたいと訴えました。

今年5月、議員として節目となる10年を迎えます。
今回で、10年連続となる40回目の質問となりました。
これまで、多くの方々に、ご指導、ご鞭撻をいただいた、おかげであります。
本当に、ありがとうございます。
原点に返り、これからも、市民の皆様のご期待に添えるよう、頑張ってまいります。


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【質問要旨】
2、スポーツ振興について
~人生100年時代!健康の保持増進や毎日の充実・生きがいを~
(1)伊丹版マスターズイベントの取り組みについて
(2)スポーツ振興施策推進事業(オリパラビューイング・マスターズイベント)
(3)生涯スポーツについて

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【質 問】
 令和2年度の当初予算で、2019年のラグビーワールドカップや東京2020五輪・パラリンピックや、関西ワールドマスターズゲームズ2021など大規模な国際的スポーツ大会の開催が続き、スポーツに対する興味・関心が高まりつつあることから、東京2020大会パブリックビューイング及び伊丹版マスターズイベントを開催し、市民スポーツの機運の醸成を図ること。また、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」を好機ととらえ、本市におけるスポーツ振興の、より一層の普及・振興を図る目的で予算措置されました。しかしながら、東京五輪・パラリンピックは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて、2020年夏の開催日程から1年延期となり、また、ワールドマスターゲーム2021関西の開催も延期され、2022年に開催する予定となりました。
そうした中、体育協会などのご協力をいただき、様々な工夫を講じながら、一部の競技において伊丹版マスターズイベントを開催されたことから質問しました。

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【答弁・意見要望】
(1)伊丹版マスターズ(2)スポーツ振興施策推進事業
 答弁で、パブリックビューイングは、体育協会等を中心とする実行委員会方式の開催の検討を進めているとのことです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京五輪・パラリンピックの開催が不透明な部分も多くありますが、市民が一体感を共有し、競技や大会を身近に感じていただけるよう準備・工夫を講じて頂きたいと訴えました。
答弁で、令和2年度は感染対策を講じ、限られた形でのマスターズイベントとなったとのことです。
コロナ禍で、人との交流が制限される中、様々な方々のご協力をいたたき、開催できたことは、市民力・地域力の表れではないかと考えます。
そうした地域資源を向上させる環境の一つとして、スポーツは人との交流を広げる大きな役割や価値があり、さらに、スポーツに親しむことや参画することの習慣づくりは、健康寿命の延伸に寄与できます。
令和3年度も、マスターズイベントをオープン型で予定しています。そうしたことから、今回、見えた課題などを踏まえ、より多くの市民の皆様が参加できるよう工夫や仕掛け講じて頂きたいと訴えました。

(3)生涯スポーツ
 答弁で、運動やスポーツをすることは、身体的な健康維持、ストレス解消といつた精神面的な維持にも大変良い効果をもたらし、仲間との交流といった豊かな生活を送るうえでの重要な役割を果たす。ウィズコロナ時代といわれる今後も、よりその価値は高まってくるもとと考えているとのことです。
ウィズコロナ時代、これからも、スポーツを通した、市民力・地域力を育てる交流環境を整えるとともに、健康の保持増進や毎日の充実、生きがいを感じられる健康寿命延伸への取り組みを訴えました。

竹村かずと
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伊丹市 竹村和人
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