人口知能AIの活用について
~AI活用で魅力的な住民サービスを!~
・住民の問い合わせ対応について
・作業効率・業務支援について
・情報政策組織等について
人口知能AIの活用が民間企業に広がる中、地方自治体でも本格導入に向けての動きが活発化している中、本市において、人口知能AIの活用について質問しました。
人口知能(AI)を活用する中で生産性をあげれば、業務量の軽減や時間の短縮が図れることで、職員にゆとりが生まれて、新しい住民サービスの企画・実施というさらなる好循環につながり、市民サービスの向上が図れると考えることからお聞きしました。
答弁で、民間が設立した、行政情報標準化AI活用研究会に本年2月より参加され、調査研究を進めているとのこと。そして、新庁舎において総合案内や住民サービスの向上など様々な実証実験への参加も検討されている。また、人口減少社会おける省力化への先進事例を研修し導入について積極的に検討するとのことであります。
これからも、生産性をあげる様々な自治体業務に適用可能となる住民サービスや作業効率・業務支援などの革新的なAIプロダクトなどが登場してくると思います。
また、自治体が将来の人口減少社会にどう対応すべきかについて政府の第32次地方制度調査会において、市町村の職員が従来の半減を見越した議論もされようとしています。
こうした労働生産人口の減少などに伴う行政サービスの維持運営をさせるため、最先端技術のAIを全庁的に、また、情報政策を戦略的に推進する体制を整えて頂きたいこと。本市において、業務のデジタル化を着実に推進しつつ、その時点で使えるAIプロダクト等を見極め、人口知能AIの導入した住民サービスの向上を訴えました。
街路樹の維持管理について
~都市景観にうるおいをもたらす街路樹~
・トラブルについて
・巡回点検、診断、保全について
・管理計画について
街路樹の多くが植栽から半世紀近くが経ち、各所で大木化・老木化によるトラブルが目につくようになっています。特に、台風等の強風時に倒伏等が発生すると道路利用者や周辺の建物等に被害を及ぼす危険性が非常に高くなっています。そうしたことから、街路樹の維持管理について質問しました。
街路樹は、大木化等により、根が歩道の舗装を持ち上げたり、枝葉が交差点の見通しを遮ったり、強風時に倒れたりするなど、市民生活に支障をきたしている街路樹も発生していることからお聞きしました。
答弁で、樹種ごとの特性や気候、生育環境等を踏まえ、概ね1年から2年に1回、適切に選定や刈込、季節ごとに発生してくる病害虫の駆除等を実施され、適時・適切に街路樹の維持管理をしているとのことです。
一方で、撤去・更新による街路樹の若返りを図り、良好な都市景観を形成するとともに、安全な道路交通を確保することが求められています。
そしで、街路樹の維持管理コストの高騰など様々な課題もあります。さらに、植栽管理における景観、新技術の導入、地域協働といった様々なアプローチからの最適かつ効率的な街路樹の維持管理が求められています。
街路樹は、安全快適な市民生活に欠くことのできない多様な機能をもつ市民共有の重要な財産です。
これらの維持管理の費用や保護再生にかける費用も膨れ上がることが予想される中で、街路樹の管理計画をたて、財源の標準化を始め、街路樹の適切な維持管理を訴えました。