平成25年12月9日 一般質問 ②
国民の活字離れが進んでいると言われて久しいなか、最近、多くの人に来館してもらおうと工夫を凝らしている図書館が少なくありません。運営自体を大手レンタル業者に委託し、年中無休でCD、DVDのレンタルや新刊書販売のコーナーを設け、併設されたカフェで、コーヒーを飲みながら本を読むこともできるようにするなど。佐賀県武雄市の民間の活力を利用した図書館運営の取り組みがあります。そこで、民間活力を活かした、本市の図書館ことば蔵や他の図書館での独自のアイデアで魅力を増す取り組みについて質問。そして、図書館の雑誌の表紙に企業名を表示するかわりに、購入費を負担してもらうという雑誌スポンサー制度とことば蔵インターネット検索ページにバナー広告を併せることにより効果的にスポンサーを獲得でき、新たな財源を確保し、市民サービスの向上にもつながるものと考え導入の要望を行いました。ことば蔵が目指しているライブラリーオブザイアーを獲得することで価値や存在が上がると思うことから獲得に期待。
平成25年12月9日 一般質問 ①
わが国の国民皆保険制度が発足した昭和36 年から半世紀が経過しました。皆保険制度の達成により、国民すべてが何らかの医療保険制度に加入することになり、必要なときに必要な医療を受けることができる仕組みが整いました。
「いつでもだれでも どこでも」医療を受けられるフリーアクセスの体制は、国民の平均寿命を世界トップレベルの水準に押し上げることに、大きな貢献を果たした。
こうした状況のなかで、医療保険制度には「保険者機能の発揮」が強く求められています。
加入者の保険給付費を賄い、高齢者医療費を支えることができる健全な財政運営は保険者機能の1つですが、同時に、医療保険制度の各保険者が実施する「保健事業」の重要性が高まっています。
保健事業は、加入者の疾病予防や早期発見、健康づくりを支援する教育・相談、保健知識を広めるPR活動など、幅広い分野にわたりますが、保険者に属する加入者の特性に応じ実施できることが特色となっている。効果的な保健事業で医療費の伸びの抑制や生活の質の維持及び向上を図れると考え、本市の保健事業の取り組みについて質問しました。
先取りする形で、国保データベースシステムKDBの開発中で、システムが稼動したら保健事業にかかる証拠エビデンスを得て本市の実情に応じた保健事業のPDCAサイクルに則して展開することが期待できるとの答弁でしたので、ぜひ活用して頂きたいと要望しました。