平成22年第3回定例会、一般質問
着実なうつ病対策を
質問
[1]12年間で1千489人が自殺している状況について、区の理解は。また、うつ病対策に本腰を入れた着実な対策を。
[2]どの健康福祉センターに行っても、毎日うつ相談ができる体制づくりを。
区長
[1]深刻な課題だと認識。対策の充実を図っているところである。
[2]専門医による精神保健相談を毎日実施することは困難な状況。健康福祉センターでは、保健師が常駐して、相談に応じている。
各種予防ワクチン接種助成を
質問
[1]子宮頸がんワクチンについて、包括補助の対象でなく、区にかかる経費の3分の1を個別補助するよう、強く都に求めては。
[2]なぜ学校での集団接種としなかったのか、その理由は。
[3]ヒブ・肺炎球菌ワクチン接種助成が、なぜ補正予算に組み込まれなかったのか。
[4]13歳以上65歳未満の新型インフルエンザワクチン接種費用の助成を。
区長
[1]必要があれば、都に働きかける。
[2]任意の助成事業として、保護者の同意と同伴のもとで実施する。
[3]23年度の実施に向け、前向きに検討したい。
[4]財政状況が厳しく、今のところ助成は困難な状況である。
わかりやすい女性政策を
質問
[1]総合女性計画(レディースプラン)の策定提案について、区長の見解を。
[2]女性政策の事業精査と課題分析し、横断的なプロジェクトチームの設置を。
[3]女性総合相談窓口を設置し、周知を。
[4]女性にとって便利なハンドブックの作成を。
[5]生涯にわたる健康を守る観点から「女性の健康パスポート」発行を。
区長
[1]第四次行動計画いたばしアクティブプランにおいて、切れ目のない施策の推進を盛り込む方向で検討を進める。
[2]今後も工夫を重ね、課題の把握に努める。また、事業精査、課題分析にあたり、庁内横断組織での検討を進める。
[3]男女平等推進センターの総合窓口を活用してもらうよう、周知などに努める。
[4]効果的な周知方法について、作成を含め、検討する。
[5]当面は、既存の手帳の充実や有効活用で対応する。
熱中症対策を問う
質問
[1]早急な防災訓練実施日変更の取組みを。
[2]区立小・中学校体育館への冷房設備の設置を。
区長
[1]19年度に関係機関などと検討を行った結果、変更は難しいという結論に達したが、今年の夏は記録的猛暑となり、多くの意見があった。各関係機関と改めて意見交換し、検討を進める。
教育長
[2]現時点では設置を考えていない。長期的視野の中で研究を続けたい。
以上のほか、認証保育所などの保育料助成拡充、児童虐待防止、不明高齢者、防犯・防災について質問をおこないました。