区政会館20階で開催された東洋大学・根本祐二教授の「公共施設老朽化と
シティ・マネジメント」という講演会に参加してきました。
大変に触発された良いテーマであったと思います。
日本の公共施設・インフラは1960年代から本格的に整備されてきました。
耐用年数の50年が経過しこれから次々と老朽化し、危険な施設が増えてくる。
しかし少子高齢化により社会保障費は右肩上がりで増加してきたため、
公共事業費は切り詰められかつての1/2まで予算が削られている。
今後50年間にわたって、年間8.1兆円の更新投資が必要だが、その予算は
ざっくり言って3割たりない状況です。
そこで学問的にも確立されてきているのが、シティ・マネジメントという
手法である。
1.公共施設マネジメント・・・施設の休廃止や3階層マネジメント(広域化、
多機能化、民間施設の利用)
2.インフラ・マネジメント・・・包括化、長寿命化、
間引き、コンパクト化
3.ファイナンス・マネジメント・・・民間資金、市民資金の活用
特定財源債、法定外目的税
4.市民への説明・・・アンケート
ワークショップ
住民投票
つまり施設が本当に必要かどうか。財源が決まっているのであるから市民に
何故そのように改革する必要があるのか説明を尽くして、歳出削減をしながら
老朽化対策を推進しようとするものである。非常に重要な視点であると思います。

