7月25日(木)、和歌山県和歌山市加納にある、耳が不自由な人向けの住宅型有料老人ホーム「きのくにの手」へ行ってきました!

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聴覚障害者を対象にした高齢者施設は県内で初めての施設です。

運営する県聴覚障害者協会は「手話で自由に会話し、安心して暮らせる場所でありたい」として、市や県の補助金制度がないなか、土地(420坪中190坪)や資金(3億円中約1億434万円)の寄付などにより昨年11月1日にオープンしました!

職員自身も聴覚障がい者です。健常者の入居者もいます。さまざまな課題はありますが、コミュニケーションは取れているそうです。

ホールや喫煙室など、どこにいても手話が見えるような設計となっています。

【吹き抜けのホール】

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【喫煙室から事務所がみえるようになっています。】

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部屋数は24室、定員は26人、入居費(食費込み)は11万~となっており、生活保護者でも入居可能です。食事提供は委託業者が厨房で調理をします。

室はトイレ付とトイレなしのタイプがあります。

【トイレ付室】

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併設施設として、通所介護「加納の手」があり、デイサービスが実施されています。

トイレも左右側から介護支援ができるように、便器設置も壁側にならないような位置に取り付けられ工夫されています。

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リフト付きの浴場や、ランドリーも充実してます。

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ご家族が宿泊することも可能な和室もあります。

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聴覚障がい者は音が聞こえないので、廊下などはどの方向も確認できるミラーが設置されています。

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エレベータも閉じる際は光でお知らせします。

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施設独自の取組として、室内や廊下などいたるところに写真の機器が設置され、色の点滅により警報の内容をお知らせし入居者に速やかに伝えることができます。

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来客時は呼び鈴を光でお知らせする、フラッシュベルにより光が点滅をします。

【フラッシュベル】

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耳も目も不自由な方には、緊来客者や緊急時を振動でお知らせする装置を枕の下に置くことにより、睡眠時でも知ることができます。

【振動呼び鈴】

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【振動装置】

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目も耳も不自由な方のお部屋を見学させていただきました。置いているものがわかるように整理整頓されていました。

指先で形を認識して完成させたパズルを拝見し、驚愕しました。

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認知症の方への対策として、室内の洗面所は出しっぱなしに防止の自閉水栓が取り付けられています。

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夕食後は将棋などの娯楽を楽しんでいるそうです。

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今回視察をして、障がいを抱えている高齢者施設にもかかわらず、行政の補助金がないことに驚きました。

板橋区でも手話言語条例が可決されましたが、今後ケアマネージャーや訪問看護師などや、公共施設や民間施設において手話の人材育成が必要だと感じました。

板橋区としてどのようなことができるのか、研究・検討しながら今回の視察の経験を生かして参ります。

 

 

 

 

 

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