平成26年3月16日(日)板橋区立小豆沢体育館にて、AJNOMOTO杯が開催されました。
本大会は、板橋区における初めての国際スポーツ大会であり、世界のトップ選手たちが国別に分かれて、団体戦で世界一を競い合います。
レスリング女子で五輪3連覇を達成し、国民栄誉賞を授与された吉田沙保里(31)選手の父・栄勝さんが3月11日、くも膜下出血のため逝去されました。心よりお悔やみ申し上げます。
最後の別れか、父親の遺志か-。難しい選択を迫られるなかレスリングと生きる!亡き父の遺志を胸に吉田沙保里選手は戦うことを決断しました。
残念ながら首の違和感の為、伊調馨選手は欠場し応援のみでしたがベテラン浜口京子選手、そして吉田栄勝コーチが手塩にかけた若き才能たちが一丸となって挑み、日本が世界の頂点に挑みました。
吉田選手と同じ三重・一志ジュニア教室出身の69Kg級の土性沙羅選手は吉田栄勝コーチのご逝去に、「いきなりで、びっくりして信じられない。吉田先生は厳しくて優しい先生で、攻めることが大事と教えてもらった。そのおかげで今の自分がある。吉田先生のために、ワールドカップで団体優勝します」と誓い試合に臨みました。
吉田選手は2番手の53キロ級で登場しました。マリア・グロワ(24)を相手をに優勢に試合を進め、相手を倒してバックを取るなどで第1ピリオドは4-0でリード。
第2ピリオドも同様にポイントを加え、残り30秒を切ったところで12-1として、テクニカルフォール勝ちをして、亡き父へ勝利の喜びの報告ができました。
48キロ級世界女王の登坂絵莉選手(20)がフォール勝ち、55キロ級の村田夏南子選手(20)、58キロ級の川井梨沙子選手(19)はテクニカルフォール勝ちをしました。
続く60キロ級で坂上嘉津季選手(21)が4-3で勝利をして、この時点で優勝が決定しました。
さらに69キロ級で土性沙羅選手(19)が、ロンドン五輪72キロ級金メダリストのナタリア・ボロベワ(22)に逆転勝ちをしました。
75キロ級の浜口京子選手(36)も今大会初勝利を挙げました。
日本は決勝でロシアに8-0の完勝を収め、2年ぶり7度目の優勝を勝ち取りました!
全勝優勝は初めてだと栄和人監督がインタビューで話をされていました。
板橋区でこの様な素晴らしい大会が開催されることは、次世代のスポーツ選手育成や様々な競技人口の普及に向けて、大きな効果あると感じました。同時に会場の狭さ、設備の充実具合、周辺交通網などの改善が露呈されました。
2020東京オリンピックに向けて、世界中の選手が練習ができる施設や宿泊環境を、東京都と連携をして推進を図っていきたいと痛切に感じました。



















