区民環境委員会行政視察に行ってきました!
平成25年7月25日(木)~26日(金)福岡県久留米市及び福岡県福岡市へ行政視察に行きました。
1日目は久留米市で『総合地域スポーツクラブについて』視察をしました。
【久留米市役所】
久留米市議会事務局の方々にご多忙にも関わらず、快く視察を受け入れて頂きました。
大変にありがとうございました。
文部科学省では、平成7年から15年迄の9年間、地域のコミュニティの役割を担うスポーツクラブづくりに向けた先導的なモデル事業を実施してきました。
地域住民の自主的な運営を目指す「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」として、平成12年9月に文部大臣告示があり、「スポーツ振興計画基本計画」が定められ、「10年間で、全国の各市区町村において少なくとも一つは総合型地域スポーツクラブを育成。」「10年間で、各都道府県において少なくとも一つは広域スポーツセンターを育成。」という内容が含まれています。
久留米市では、7つのクラブを育成、活動を展開しています。
今後の課題として、財源の確保、会員数の伸び悩みがあるとの事でした。
今後の発展に向けててクラブから計画書を提出してもらい、補助金の有効活用をしていく方針です。
【久留米市役所から撮影】
2日目は福岡市役所にて『コミュニティー施策について』視察をしました。
【福岡市役所1Fロビーにて撮影】
福岡市では、平成15年度まで町世話人制度によりコミュニティ施策を展開してきました。
この施策をより充実したものにするために、平成16年度より、自治協議会制度に移行したとの事です。
今までの行政主導から共働、パートナーとの立場でコミュニティ施策のより充実を目指したそうです。
平成25年7月現在、147の自治協議会が設立されています。
メリットとしては、運営の円滑化、民主的な運営、会計の明瞭化などが挙げられています。
デメリットは役員の負担増加、人材不足、役員の高齢化が進んでいる等が挙げられると伺いました。
今後、少子高齢化が進む中、コミュニティ施策の充実は自治体に取って主要施策の一つです。
【視察終了後に議場を拝見させて頂きました。】
今回2つの行政で視察をしましたが、いずれも補助金などを活用をしながら価値的な運営をめざしてご尽力されていると感じました。行政側だけではなく地域住民や地域団体の積極的な参加が今後の発展へむけて大変重要だと感じました。
板橋区では「いたばし未来創造プラン」で展開されている成長戦略のひとつである「感動を呼ぶスポーツによるホームタウンの創出」の一環として、プロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」をホームタウンの一つとして区内に誘致します。
平成25年5月28日、「板橋区ホームタウン・スポーツのプロチームとの連携に関する協定」の締結式を行いました。
この協定は、区民のスポーツに対する関心を深め、人とまちを元気にし、板橋区に対する区民の愛着や誇りを高めることを目的とし、以下の4点について連携協力するというものです。
これにより、板橋区はホームタウンにおけるゲームおよび活動への支援を行います。
1.区民生活の質の向上に関すること
2.スポーツを通じた地域活力の向上に関すること
3.スポーツを通じて次世代を担う青少年の成長を育むこと
4.区民のスポーツの機会の充実に関すること
こらからも地域とのコミュニティー向上に向けて取り組んで参ります。