11月7日(水)14:00~16:00 東京区政会館にて開催されました。
今回の講演内容は日本福祉大学の近藤克則教授による「健康格差是正に向けて―特別区で取り組む地域づくりと健康格差縮小策を考える―」のテーマです。
なぜ保健指導だけでは健康維持は不十分なのか?という現状から、なぜ健康格差がうまれるのか?またそのような課題に対しての改善策を講義して頂きました。
生活習慣病の原因は食事や喫煙、アルコール、運動が大事だと言われますがその根本原因となるのが心理・社会因子要因からの影響が強いとの研究結果が発表されました。
健康格差は所得階層が低いほどうつ病やその他の疾患率や死亡率が上昇するというデータがでています。
タイタニックの悲劇をとおして所得階層別の死亡率を説明して頂きました。
他にも妊娠期の胎児の飢餓状態時の影響が成人した時の健康格差に大きな影響を及ぼすなど様々なデータによる分析をお聞きしました。
改善策として、個人の問題として捉えるのではなく、ソーシャルキャピタル(組織、地域のおける「信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク」「ご近所の底力」などによる連帯感・まとまり・問題解決力)が大切になります。
区政においても都市計画は健康政策でもあるというお話を大阪あいりん地区の健康状態を例に講演していただきました。
環境が健康・行動を規定し「社会環境の質」の改善にむけて取り組んでいくことが大切だということを学びました。全板橋区民の健康にむけて全力で取り組んでまいります。





