保険証カード化を推進
国家公務員共済でも導入へ
これまで健康保険証は世帯単位で交付されていたため、家族が同時に別の医療機関を受診する場合や、家族の一人が旅行に行く際など、使い勝手が悪いとの指摘がありました。
そこで厚生労働省は、世帯単位の健康保険証を個人単位でカード化することを決め、協会けんぽ(旧政府管掌健康保険=政管健保)では2003年10月から順次、カード化を進めてきたが、国家公務員共済組合連合会では構成する20組合のうち、カード化が済んでいるのは2組合と、移行が大幅に遅れていました。
2011年2月の衆院予算委員会でこの問題を取り上げ、「カード化すべきだ。個人が1枚持つことはぜひ進めるべきだ」と主張しました。
2012年6月の社会保障と税の一体改革特別委員会でも同様の質問をしました。
結果、国家公務員が加入する共済組合の連合組織である「国家公務員共済組合連合会」の組合員の健康保険証が、2013年9月に全てカード化されました。