「我が家の受験生、お弁当持って朝から特訓受けに……」
隣国さながらの受験体制。昨日もヘトヘトになって帰ってきました。
年明けは4日からだそうで、いよいよ追い込みです。
2016年9月の定例会にて、私は英語力の向上と家庭の経済的負担軽減の為にということで、様々な検定料(漢字検定、数学検定、北辰など)の補助を訴えさせていただき、
伊奈町は英検受験料補助が今年度4月から始まりました。(中学三年生のみ3級以上受験一回上限3400円まで)
「日本一子育てしやすい町」の名に相応しい素晴らしい事業の展開です。
この、北辰テストも、ものすごくいいお値段。学力の動向見るには必須の受験。私立の確約を取るときにも必須アイテム。全8回の中で自由に受験はできますが、懐はかなり痛いですね〜〜何とかなりませんかね〜
平成30年12月定例会町長提出議案「伊奈町子ども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例」についての賛成討論。
議席番号2番公明党の戸張光枝です。
第72号議案 「伊奈町子ども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。
まず、はじめに、改正案第1条、
高校生世代に導入している子ども医療費の所得制限を、平成31年4月から廃止することにつきましては、所得の多寡にかかわらず、きちんと納税している町民に対する公平なサービスの提供となるもので、高く評価いたします。
続いて「審査支払機関による決済方式」の追加につきましても、経費の縮減や事務の簡素化等の観点から、必要な改正であると感じております。
次に、委員会にて闊達な議論がなされました今回の改正案第2条について、
今回の改正案で、町は、平成32年度から、税負担の公平性を確保するため、小学生以上の子ども医療費の受給要件に、町税の完納要件等を導入することとしました。
委員会質疑で、小学生以上の子ども医療費の財源は、町の税金ですべて賄われていることがわかりました。
支給要件の変更につきまして、まず再認識せねばならないのは、納税は憲法に定められた国民の義務であるという事。
わたくしたち住民が、水道・道路・年金・医療・警察・消防・福祉・教育といった公的サービスを受けられるのは、言うまでもなく税金によって賄われており、支えあいによって成り立っている社会ゆえ、税負担の公平性というのは、大変重要であると考えております。また、公的サービスを賄うのに十分な量を安定的に確保しないままいけば、今の子供たち世代にツケを回してしまいかねない、そこは絶対に避けなければならないと思います。
納税が出来るにもかかわらず、納税の意思がない受給者には、子ども医療費の支給を制限するという町の説明は、税負担の公平性の見地から、理解できるものです。
ただし、人生には突如として予期せぬ出来事も起こりえます。懸念されるのは失業や疾病により収入がなくなって生活に困っている方、災害等により財産に損害を受けた方等、納税の意思があっても 納税ができない特別な事情がある方は当然いると思われます。そういう方々への対応は、支給の制限をしない、温情ある配慮をしていくという執行部側からの説明もありました。
今後は、その基準の明確化が大変、重要でありますし、また、プライバシーに配慮した、きめ細やかな寄り添いの相談体制づくりも含めて、きちんと整備していただきたいと強く思っています。
今回の改正案は、世間的には、たいへんインパクトがある改正だと思います。
しかしながら、滞納世帯にとって、滞納している事実は、心のどこかで日々引きずっているものだと思います。そのことが頭から離れず、心が痛み、苦しみ相談できずにいるままの世帯もあろうかと思います。今回の措置は、雪だるま式に増えてしまう滞納金に歯止めをかけさせ、滞納世帯から脱却し、将来に不安のない希望に満ちた生活を営むための後押しにもなると考えます。
町執行部には、町民の方々に、制度を十分理解していただくため、今後1年をかけて、滞納等のある方に対して、納税の必要性や意識の高揚、そして制度の周知を図り、まずは「早期に滞納を解消し、子ども医療費の支給が受けられるよう」お知らせしていただきたいと考えます。
町長からは、「皆様方の意向を充分に取り入れて、我が町をいい方向にしていきたい」と、担当からは「困っている人を困らせるようなことは考えておりません」と
ご答弁がありました。
また、委員からは「運用ルールの明確化と議会への事前説明」の要望が出ました。
町執行部には、支給制限となる方の明確な基準の策定と、規則等は事前に議会へ説明をお願いするとともに、これからも、すべての子ども達が、子ども医療費の支給対象となるよう切に願うものです。
今回の子ども医療費助成制度の改正を契機として、滞納のない明るい素敵なまちづくり、そして「日本一子育てしやすい町」という名のもとに伊奈町の将来を担う子ども達が、いきいきと元気よく、一人も漏れることなく健やかに成長することができる町にと切に願い賛成の討論といたします。
以上。