福本清三さんの事
私の好きなことのひとつに時代劇観賞があります。近頃は、ケーブルテレビで時代劇専門のチャンネルがあるようですが、これは老後にとっておくとして、午前中に再放送をやっている『暴れん坊将軍』をビデオにとって、深夜見るのが無上の楽しみとなっています。
タイトルの福本清三さんの事は、時代劇通の人はご存知だと思います。15歳で東映・京都撮影所に入り、大部屋俳優一筋に生きてこられた人です。また日本一の斬られ役としても有名で、昔の時代劇には必ずと言っていいほど斬られ役として出演しています。一話で二役やっていることもありますし(いずれも悪役)、同じ殺陣の場面で、一回斬られて死んだのに再び主人公に斬りかかったりしています(この場合撮影は後姿だけですが)。
先日、福本さんのことを書いた本を読みました。『日本一の斬られ役 福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』です。一つの仕事に徹するということのすばらしさや、色々な苦労をさらりと乗り越えてきた様子が綴られています。
今、小中学生の自殺や自殺予告がニュースとなっています。どうか、思い悩んだときに、一度手にとって読んでみてください。他の人の色々な人生にふれてみてほしいと思います。そして、何があっても生き抜いてほしいと思います。