◆3月定例会活動レポートです!(会派代表質問よりその2:健康増進/高齢者福祉について)
3月も残り一週間を切りました。今年の桜の開花は早いものと思われましたが、3月下旬は思いのほか気温が上がらず、桜を愛でるのは4月へ持ち越し模様です。卒業、退職や転出、転勤などでこれまでお世話になった方々とのお別れも多い時期です。
定期的な異動、転勤などで、わずかなおつきあいしか出来なかったなどと、名残惜しいお別れも新天地での活躍が、これまでお世話になった方々への恩返しとの気持ちで、心機一転頑張って頂きたいものです。
【総合計画の基本目標2:誰もが健やかに自分らしく生きられるまちへ】
1)帯状疱疹ワクチンについて
50歳以上へワクチン接種費用の一部を助成へ!
【賛成討論で主張】 本年4月1日より50歳以上を対象に、帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を補助するに至ったことを高く評価している。
公明党は令和4年に行われた参議院議員選挙の公約として、帯状疱疹ワクチンの定期接種化を目指しており、現在も国の審議会で疾病負荷やワクチン効果について議論を重ねている。また、これまで多くの発症された方々より、接種費用の助成の声を我が会派へ頂いてきた。そのお声から数回にわたり緊急要望書や予算要望書を提出し、また議会質問でもお訴えして令和4年6月議会で真っ先に質問。ようやく接種助成が予算化された。
帯状疱疹は治癒した後もウイルスは体内に潜伏し、過労やストレスなどで再び発症することもある。中高年にさしかかる年代の方々から、症状や対処に苦労されている声を聞き要望してきたものであり、将来的には国における財政支援も期待しつつ、力強く推進をしていただきたい。
・【浦安市】帯状疱疹予防接種費用の一部助成について
https://www.city.urayasu.lg.jp/fukushi/yobou/josei/1039491.html
2)高齢者福祉について
地域包括支援センター日の出支所が設置へ!
【会派代表質問】令和5年の公明党会派代表質問において、市長から「子どもの相談体制を見直していく中で重層的な支援も含め、市全体の相談支援体制のあり方について検討していきたい」と答弁があった。今回の施政方針では、日の出地区に地域包括支援センター支所の整備が明らかになり、この拠点も、今後の重層的支援が行われる拠点の一つとして期待が高い。そこで、この場所へ設置に至った経緯をうかがう。
【福祉部長】日の出地区への支所設置の経緯は、令和4年度に実施した地域包括支援センターの配置検討事業において、新町圏域に地域包括支援センターを増設する方針とした。特に日の出地区は、今後の高齢者人口の急増が見込まれ、早期の相談窓口の開設が必要と判断し、同地区内の未利用市有地に仮設の建物を建設し、高洲地域包括支援センターの支所を設置する形でまずはスタートすることとした。(支所は高齢者の総合相談窓口としてスタートする考え)
Google MAPより引用(浦安市立日の出小学校、日の出幼稚園わきの市有地)
3)包括的支援体制の推進について
重層的支援体制で困りごとへの支援強化を!
【会派代表質問】先の高齢者福祉と合わせ、我が会派からも継続的に取り上げてきた。社会福祉法の改正により、重層的支援体制の整備として令和6年度はどういった取り組みがなされるのか。
【福祉部長】様々な地域生活課題に対する支援が包括的に提供されるよう、令和6年度より重層的支援体制整備事業を活用した包括的な支援体制を整備することとした。
事業実施には、高齢・障がい・子ども等の各分野の相談窓口の連携により、相談支援を一体的に実施するとともに、アウトリーチを通じた支援にも新たに取り組むなど、総合相談支援室を中心に、事業実施に必要な体制を整えていく。期待する効果としては、複雑化・複合化した支援ニーズに対象横断的に対応することで、市民に対してより充実したきめ細かな支援を提供可能となる。