◆6月定例会活動レポートです!(会派代表総括質疑より:トピックス1)
6月議会が始まり、6月16日の招集日では会派代表総括質疑が行われ、公明党を代表し二番目に登壇しました。
総括質疑とは、会派として目玉と思われる施策に対し、それぞれ会派のスタンスや考え方にもとづいた質疑をして、市の見解を求めるものです。こちらの予算に対する議案は6月29日に採決予定で、まだ確定ではありませんが、議論のポイントを以下の二点についてまとめてみました。
その1】
【千葉県独自】「子どもの成長応援臨時給付金」 ※千葉県議会議決済み
習習い事や体験活動などにかかる経費の負担を軽減し、将来を担う子どもたちが豊かな成長につながる機会のため、小学校1年生から中学校3年生までを対象に一人1万円を支給 ※別途、千葉県より高校1年生へ支給(一人1万円)
⬇ これに合わせて
【浦安市独自】「浦安市子どもの成長応援臨時給付金給付事業」
千葉県が実施する「子どもの成長応援臨時給付金」の対象とならない0歳から未就学児までを対象に、市独自で一人1万円を支給
【一瀬質疑①】千葉県が実施する高校1年生の分はどうなる?千葉県の対象外として未就学児への給付となったが、高校2年生、高校3年生への給付の検討は?
【健康こども部長】県からの子育て世帯支援策は、子どもの成長応援臨時給付金と高等学校等新入生臨時給付金の二本立て。このうち、小中学生が対象の子どもの成長応援臨時給付金は、市町村を通じた支給である一方、高等学校等の新1年生が対象の高等学校等新入生臨時給付金の支給方法は、県において現在検討中。
【副市長】市では、物価高騰の影響を受けている方々を早期に支援するため、先の5月臨時会において地方創生臨時交付金を活用した各種支援策の予算を実施した。今回は、5月以降に県の給付金の方針が示され詳細が明らかとなる中、国の交付金も含めた活用可能な財源や他自治体の動向も見ながら、県の制度を補完する市独自の支援の範囲を検討した。その結果、物価高騰の影響を受けて育児・子育ての負担感が大きいと考えられる未就学児がいる家庭を最優先とし、これから生まれてくる新生児も含めて、支援の対象とした。
その2】
自転車ヘルメット購入補助金
3月の小中学生に引き続き、自転車乗車用ヘルメット購入補助の対象者に幼児を追加し、補助制度を拡充(上限2千円)
【一瀬質疑②】3月にも小中学生向けに自転車乗車用ヘルメット購入補助金が急ぎ措置されたが、今回も追加で幼児へのヘルメット購入予算措置がされた。ヘルメット着用は4月の法改正で努力義務となり、着用の習慣が幅広い年代へ広がることで、自転車事故発生時のリスク軽減が期待される。そこで、補助金の拡充に至るまでの検討経緯は?
【市民経済部長】当初の3月では、単独行動を原因とした事故のリスクが高い小中学生を対象として補助金の予算を実施した。その後、国から地方創生臨時交付金において、新たな使途について示され活用の幅が広がったことを受け、物価高騰に伴う子育て世帯への支援として、ヘルメット購入補助の対象拡充を検討した結果、交通事故に加え、転倒・転落などが懸念される幼児にも補助対象を拡充した。
公明党として、多くの方々からいただいたお声をもとに質疑内容を組み立てて、市議会で取り上げました。浦安市からの見解は以上となりますが、改めて来週の各常任委員会での議論に期待したいと思います。また引き続きレポート致します。
※質疑内容と答弁は、趣旨を変えずに出来るだけ分かりやすい言葉に表現し直して掲載しています