◆6月定例会活動レポートです!(一般質問より:がん対策の推進について(その1))
【6月議会での一般質問テーマ:がん対策のさらなる推進】
浦安市民の死亡原因として、3人に1人はがんで亡くなっていることが健康うらやす21の調査で明らかとなっています。全ての死亡原因の中で最も高く、そのため「浦安市がん対策の推進に関する条例」を平成30年に制定し、千葉県内でも早くからがん対策の推進に取り組んでまいりました。
その第7条(情報の提供)には、
『市は、保健医療福祉関係者等と連携を図り、市民ががんに関する適切な情報を得られるよう、情報の提供をするものとする。』とあります。
また、第9条(がんの予防及び早期発見の推進)には、
『市は、がんの早期発見に資するため、がん検診の質及び受診率の向上等を図るために必要な施策を実施するものとする。』とあります。
今回は、浦安市民の健康増進、中でも昨年に取り上げた際には「すい臓がん」が増加傾向にあったこと。
また血液のがんである「白血病」の対策として骨髄移植を行なう際、ドナー登録者に対し十分な支援策を提供し、骨髄移植を受ける患者さんも、ドナー登録者にとっても双方で安心して骨髄移植対応が出来るようにすることで、一組でも多くの骨髄移植が可能となり、命を救える取り組みとすべきと考え、質問に取り上げました。
【その1】早期発見の推進について
【一瀬質問】条例には、本市の特性に応じたがん対策とあるように、正しく傾向と対策を行なうため、浦安市民がどういうがんで亡くなるのか。その傾向と対策についてどのような周知・啓発の場を浦安市民に対して設けているのか。また、対前年と比較して、どのようながんで亡くなっている方が増加傾向にあるのかうかがう?
【健康こども部長】本市では部位別のがん検診を実施し、早期発見・早期治療につながるよう努めているほか、市ホームページ、チラシ、パネル展等で、がん予防に関する知識の普及・啓発を図り、学校の授業でも学習の機会を設けている。今後も引き続き、周知・啓発の充実を図ってまいりたい。
・浦安市がんの死因順位:令和2年~4年の3年間の推移
1位・肺がん 2位・すい臓がん 3位・胃がん
・3年間の傾向:肺がん、胃がんは減少しているものの、すい臓がんが令和3年から4年にかけて増加傾向
(※千葉県衛生統計より引用)
【一瀬質問】亡くなる方が増加傾向にあるのはすい臓がんで、2番目に多いとのこと。そこで、令和5年9月議会で紹介した、先進事例の通称「尾道方式」と言われる取り組み。このスクリーニングの取り組みついて、市はどのように評価するか。
【健康こども部長】通称「尾道方式」は、すい臓がんリスクのある患者が早期発見につながるよう、開業医と中核病院が連携する仕組みであり、すい臓がんの5年生存率上昇の成果と、他の地域の医療機関等でも同様の取り組みや研究が進められていることは承知している。
本市としては「尾道方式」を含めたすい臓がんの早期診断の仕組みについて、その動向を注視しつつ、調査・研究してまいりたい。
※尾道方式:リスク因子のある患者を絞り込み、リスク因子が発見された患者には別の検診を推奨するなど、市医師会を通じて市内のかかりつけ医による「リスク因子のスクリーニング」を通常から行い、必要に応じて病院を紹介しながら地域医療連携の連携プレーで、がんの早期発見の手立てとしている。
【一瀬質問】令和6年度では愛知県東部の愛知県長久手市を含む東名古屋医師会と、瀬戸市と尾張旭市からなる瀬戸旭医師会など、枠組みにとらわれない広域な連携体制を構築し、膵がん早期診断を目指した地域連携プロジェクトがスタートしている。そこで、通称「尾道方式」によるリスク因子のスクリーニングの取り組みを浦安市医師会と共有できるか、その可能性について確認したい。
【健康こども部長】現在、浦安市医師会との間では、国の「がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針」の中で推奨されているがん検診について、情報の共有を図っている。すい臓がん検診については、これまでのところ国の指針に含まれていないが、すい臓がんの死因順位が上位にあることもあり、今後も医師会との連携の中で、国の動向を見極めつつ、情報の共有について検討してまいりたい。
【一瀬要望】すい臓がんの今般の課題と、早期発見の取り組みの情報共有から検討を要望する。
※質疑内容と答弁は、趣旨を変えずに出来るだけ分かりやすい言葉に表現し直して掲載しています








































