◆行徳駅前で献血街頭を行いました!
2019年以来、4年半ぶりとなる献血街頭のブログです。コロナ禍に突入する12月にアップしましたが、改めて2024年夏の献血街頭をレポートします。
日本国内では1日約3000人の患者さんが輸血を受けながら治療をし、
この輸血を受けるため、1日あたり約14000人の献血が必要との厚生労働省公表データがあります。
少子高齢化の影響がそのまま現れており、献血可能な16歳から69歳までの人口減少にあわせて、献血者数も減り続けています。
10代~30代の献血者数の推移:
2013年:約242万人
2023年:約162万人
この10年間で約80万人の減少と、若い世代の約3割で献血離れ
このようなことから政府も「経済財政運営と改革の基本方針」いわゆる骨太の方針2023には
- 「献血への理解を深めるとともに、血液製剤の国内自給、安定的な確保、及び適正な使用の推進を図る」
- 「小中学校の学校現場においても、献血可能年齢前からの普及啓発を進めるための取組を検討する」
と記載し、献血を重要事項としていること、改めてご報告させていただきます。
血液は生きた細胞で、人工的に作れない
その上、献血から作られる血液製剤は3週間しか持たない
長期保存が効かず年間を通じ継続的な献血推進が必要
献血者が減少し続ける中、将来にわたり安定的な血液を確保するための、若い世代の方から69歳の方まで幅広い献血の理解促進が必要な時期に入っております。
そのような中でも、日本赤十字社千葉支社での令和5年度における県内献血ご協力者数は、のべ236,025人でした。この年は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上2類相当から5類へ移行した年で、一時中断していた企業や団体・学校での献血実施が再開できたことも、献血者増加に大きく貢献することとなりました。
改めて多くの方々のご協力を頂き、医療機関に遅滞なく血液をお届けすることができました。度々の献血へのご理解とご協力、心より感謝申し上げます。
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以上のようなアナウンス原稿でお訴えをしながら、自らも献血をしてまいりました。
あまりに暑かったためメンズ日傘と共に
命を守る献血の大切さ、少しでもお伝えできれば幸いです。これからもしっかりと推進してまいります。