■令和4年3月議会より【1】プラスチックごみ削減とリサイクルの促進を!
【令和4年3月議会・一般質問より】
■浦安市ゼロカーボンシティ推進計画を前へ!
プラスチックごみ削減とリサイクルの促進を!
『PETボトルリサイクル推進協議会』によれば、我が国のペットボトルの回収率は世界でもトップレベルであり、温暖化防止等の観点では、温室効果ガス排出量の削減に貢献するなど、環境負荷を大幅に低減していると分析されています。(■出典 PETボトルリサイクル年次報告書2021 より)
一方で、世界経済フォーラム2016の発表によれば、2050年にはプラスチック生産量が約4倍増加し『海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回る』とされるなど、環境問題への対策が喫緊の課題です。
そのような中、2022年4月より、プラスチックごみ削減とリサイクル促進を目的とする『プラスチック資源循環促進法』が施行されます。今後は、4R(ごみ減量のキーワード!)と持続可能な資源化を推進することで、プラスチックの資源循環を促し、循環経済への移行加速が期待されています。そのプラスチックごみの中、今回は、身近なペットボトルのリサイクルを促進し、環境問題のさらなる解決について取り上げを致しました。
先の『PETボトルリサイクル推進協議会』によると、我が国のペットボトルの回収率は88.5%、リサイクル率は96.7%と世界でもトップレベルであり、2020年は、およそ48万8千トンのペットボトルがリサイクルされ、衣類、土木・建築資材、食品用トレイ、文具・事務用品等と、実に多種多様な製品に生まれ変わっています。
一方で、ペットボトルは回収過程で、リサイクルボックスによる回収がなされます。全国清涼飲料連合会の調査では、全国統計から、地域や場所による差はあるものの、屋外設置の自動販売機のリサイクルボックス内の異物混入率は31%という報告がされています。ペットボトル以外のごみ混入が課題で、廃棄物処理法上では、現状では、このような異物を、飲料メーカーや流通事業者等が自主的に費用・労力等を負担し処理しています。
そこで、

【一瀬質問】プラスチックゴミによる海洋汚染等の環境問題がクローズアップされる中、今年の4月から『プラスチック資源循環促進法』が施行予定であるが、市としての課題認識は?
【環境部長:プラスチックごみの削減とリサイクルの促進につきましては、これまで市民・事業者による4Rの推進により、一定の成果を上げてきたと認識しているところです。プラスチック資源循環促進法では、新たにプラスチック製容器包装以外のプラスチックごみの分別収集、及び再商品化など、規定が盛り込まれました。このように、プラスチックごみの削減、リサイクルの促進は、重要かつ喫緊の課題であり、市では4Rの推進強化と、分別収集の新たな仕組みづくりについて検討するとともに、事業者による自主回収についても連携協力してまいりたいと考えております】
【一瀬質問】リサイクルボックスに投棄される異物は一般廃棄物であり、本来は市町村に処理する責務があると考える。自販機リサイクルボックスへの異物として、一般廃棄物の混入の問題を、市はどのように認識しているか
【環境部長:自動販売機リサイクルボックス内への異物混入は、ゴミ箱との勘違いやモラルの欠如による不法投棄であり、一次的には自販機販売管理者による掲示物等の設置や形状の工夫など、不法投棄の防止対策が優先されるものと認識しております。しかしながら異物の混入により、リサイクルボックスに入りきれない物が公道上に散乱している状況も見受けられますことから、市といたしましては、リサイクルボックスの適正使用のための、不法投棄の防止など、モラル向上への周知啓発を行って参りたいと考えております】
【一瀬要望】今回、リサイクル率に優れているペットボトルに焦点を当て質問した。とくにリサイクルボックスの適切な使われ方、適切な回収についての答弁を頂いた。
環境省も「自販機リサイクルボックス内の一般廃棄物低減は、自販機業者だけでなく、行政機関も協力して問題解決にあたるべき」との国としての見解を出している。市民へのSDGsに即した意識啓発の取り組みや、異物混入に対する事業者の負担軽減となるような、大型テーマパークも抱える本市として、本市に見合った新たな取り組みを検討、また力強く推進していただくことを要望する。

