■令和3年12月議会より【1】浦安のまちづくりについて
【令和3年12月議会・一般質問より】
■貴重な文化財を残していくことについて
境川上流域は浦安発祥の地であり、歴史的な街並みが形成されてきた象徴的な地域です。一方で、密集市街地として、防災面で多くの課題を抱え継続的な対応を行っている地域でもあります。防災まちづくり方針による防災対策も大きく前進をしてきています。市域の7割は埋立地となり、昔から庶民の生活を営んできた地域は希少となってきています。
先代の高津和夫議員も、浦安生まれ・浦安育ちとしての誇りを胸に、この地域への深い思いをもちながら貴重な資源は文化財として残すよう、議会でたびたび取り上げておりました。これからの「浦安の歴史・資源を活かして、まちの魅力を高める」ことに対して、この元町地域の街並みが変わりつつある中、地域住民の安全な暮らしを確保しながら、この地域の貴重な街並みからどのようなまちづくりを市は考えているか質問しました。

【一瀬質問】市の元町地域における整備の基本的な考え、また、次世代へ継承していくもの、残していく資源について
【都市政策部長:密集市街地を含む堀江・猫実地区においては、神社仏閣と境川を中心に栄えたまちの姿を今に伝える、フラワー通り周辺にある 旧宇田川邸住宅、旧大塚邸住宅などの歴史的建造物が次世代へ継承して行く資源になるものと考えています。この地区の整備については、これらの資源を活かしつつも 「燃え広がらず、壊れにくい、また、逃げやすい地域づくりを進める」ことを目標とし、密集市街地防災まちづくり方針を策定し各種事業に取り組んでいるところです】
【一瀬質問】市の文化財指定におけるプロセスは
【生涯学習部長:文化財が指定されるプロセスとしては、本市にかかわる歴史的文献や郷土博物館が行う文化財調査、市民からの寄贈資料などから、博物館学芸員が浦安に残すべき歴史・文化財的価値のあるものと判断し教育委員会が認めたとき、文化財審議会への諮問を行います。 教育委員会からの諮問を受けて、文化財審議会における専門的見地での調査、審議が行われ、その答申を受けたうえで、教育委員会議で決定し文化財に指定しております】
【一瀬質問】令和3年6月議会で取り上げた「建設から百年が経過し戦禍も免れた、境川に掛かる記念橋」の記念碑は、どのような検討プロセスで進められていくのか
【生涯学習部長:記念橋につきましては、大正天皇の御大典に伴う記念として大正4年に架設され、長く浦安の人々の生活に根ざしてきた歴史のある橋であると認識しています。その史実を紹介する史跡標示板を設置する方向で検討しています。設置に当たっては、記念橋に使用されているレンガなどの部材の一部を活用することなどを考えており、文化財審議会においてもご意見をいただきながら進めてまいります】


■元町地区の街並みが変わりゆく中、浦安のレガシー創出を!
- 銭湯の持続可能性について
歴史的な街並みが形成されてきた、かつての漁師町うらやすにはどこにでもあった「銭湯」。令和元年に末広湯が廃業し、令和3年には米の湯が廃業、市内で最後の松の湯も令和3年4月以降で休業。たび重なる廃業で銭湯を存続してほしいとの声を頂き、質問に取り上げました。
回答として、市からの運営上の支援は
・【公衆浴場の環境整備に要する経費で年額20万円】
・【支払った下水道使用料の補助】
・【固定資産税額3分の2相当額を軽減】
というラインナップが実施されておりました。
本来的には行政の公衆衛生の取り組みは、千葉県が主体で行う事業である中、想像以上のことまで浦安市が最大限、支援をしている印象でした。
今後、持続可能性を図るには、銭湯は公共施設ではなく民間事業者であるため、利益を上げるための創意工夫が必須要件となってきます。引き続き民間の知恵や民間資金も探りながら、再生可能性を探っていきます。


