■令和2年9月議会より【4】国道357号線高規格化について
■コロナ禍であっても、計画が国中心に進んでしまう道路環境の課題について取り上げました
浦安市ではコロナ禍に影響なく、国や県によって進んでしまう事業があります。そのひとつが、国道357号線の高規格化です。
第2湾岸計画が昨年、森田県知事と当時の石井国土交通大臣とで話し合われ、その後、現状把握と具体的な計画に向けた千葉県湾岸地区道路検討会がスタートしました。
↓千葉県湾岸地区道路検討会・幹事会
https://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/chiba_index038.html
今後もこちらの検討会で具体的な協議が進められてくる中、この第2湾岸計画とともに、浦安市を通る区間において3種道路部分を整備していく工事が舞浜立体交差まで進んでまいりました。本市にとって、また沿道にお住まいの住民にとっては、生活環境に大きく影響するものであるため、今回質問に取り上げました。

【件名2】交通問題について
■舞浜立体開通後について■
【一瀬】今年の6月に舞浜立体交差が開通後、地域住民から浦安市に対してどのような声を頂いているかうかがいます。また、その対応についてもうかがいます。
【環境部長】舞浜立体沿線の地域住民から、道路形態の変更により、「これまでの騒音・振動が軽減された」一方で「騒音・振動が増した」というご意見をいただいています。また、同住民からは、市及び首都国道事務所に対し、「舞浜立体高架道の開通に伴う騒音振動問題に関するお願い」として、原因究明と問題解決に向けた要望書が提出されています。今後の対応としては、首都国道事務所において、すでに現地での騒音・振動調査を実施しており、今後、現状分析と軽減対策を行っていく予定であると伺っています。
【一瀬】舞浜大橋と舞浜立体を毎日通行する市民から、舞浜立体開通後に危険な状況があると相談を受けました。それは、東京都側から浦安市方面に舞浜大橋をわたる際に、千葉県に入った途端、案内カンバンや道路の路面書きがなくなり、その一方で車線が3車線に増えたということから、急な車線変更をする車が多く見受けられ危険であるということでした。
市の事務事業でないことは十分に承知しています。ただ、走行中に車線変更する際、危険な状況があると聞いているため、国交省と千葉県警に改善要望を出して頂きたいと考えますが、市の見解をうかがいます。
【都市整備部長】ご指摘の件について、舞浜立体の施工者である首都国道事務所に状況を確認したところ、現在、千葉県警と対応について協議中とのことでした。市といたしましても、立体開通後の車線運用に慣れていないドライバーにとっては混乱する可能性も考えられることから、案内看板や路面表示を増やすなど、改善策の早期実施について要望してまいります。


【一瀬】舞浜立体開通とともに、市川市の塩浜交差点の先、塩浜四丁目までが事業化され、設計や現地調査を進めるなどの話も聞いています。そこで、浦安市内を通過する部分の事業化の内容とスケジュールについて、開示されている範囲でうかがいます。
【都市政策部長】国道357号線につきましては、慢性的な交通渋滞の緩和を目的として、主要な交差点において都市間交通を担う道路として3種部を整備してきており、舞浜交差点立体化に引き続き、現在、塩浜交差点の立体化に向け、市川塩浜地区(海側)の橋梁下部工事が進められております。
市内の未整備区間につきましては、国土交通省首都国道事務所から、塩浜立体上り線の着地点である美浜地区で猫実川脇の橋梁下部工事を令和2年10月から令和3年5月ごろまでの期間で整備すると聞いております。塩浜交差点の立体化に続き、残された舞浜立体から塩浜立体までの区間の整備に取り組むとされておりますが、今後の詳細スケジュールについて、具体的なものは示されておりません。
舞浜立体交差
【一瀬】浦安市内のスケジュールについて、上り車線の美浜地区工事を10月から来年5月で整備するとのことでした。そこで、市内への影響や課題の掌握、地域住民へのお知らせ等は行って頂きたいと考えますが、見解を伺います。
【都市政策部長】市といたしましては、工事着手に当たり、できるかぎり早期に周辺住民への情報提供を行うとともに、工事完了後においても、周辺交通の変化が予想されることから、周辺道路への影響などについて注視していただくよう、国へ働きかけているところです。
↓国道357号線のこれから【国土交通省関東地方整備局 首都国道事務所 サイトより引用】
※写真赤色の部分が今後、3種道路として浦安市を信号なしのノンストップで通過していけるよう整備されます
https://www.ktr.mlit.go.jp/syuto/maihama/plan.html
結びとして:所感
コロナ禍にありながら駆け足で舞浜立体が今年度開通となりました。今回の質問で明らかになりましたが、喜びのお声を頂くと同時に、地域によっては「騒音・振動が増加した」という地点のお声もありました。
なぜ騒音と振動が増加しているのかも、その計測で市と国それぞれが計測データを掌握し、国において騒音・振動調査を実施済みで、今後は現状分析と軽減対策に取り組むこととなっております。
工事によっては時おり、生活環境が変わってしまうことがあります。対応する側の事業実施に問題がなかったか、また現状把握も行うことで、最も大事な現状と問題の把握をして、対処策を検討する必要があります。
コロナ対策は引き続き会派として推進しながらも、地域の安全安心を確保するため、このような地域環境の変化にもしっかりアンテナを張り、注力してまいります。


