■令和2年6月議会です!【1】災害対策について
■変更された地域防災計画や、浦安市避難対策の全体像の把握を、改めて推奨いたします!
未だ全世界で感染拡大の続く新型コロナウイルス感染症の対策に、全力でお支え下さる全ての皆様、市当局ならびに関係者の皆様、ボランティアで携わる皆様、そして、すべてのエッセンシャルワーカーの皆様に心より感謝申し上げます。一日も早い収束を、心から念願いたします。
今般は地球温暖化の影響もあり、風水害による災害が毎年のように国内のどこかで発生しています。それにあわせて国の対応方針も都度、修正があり、本市でも国・県の修正のタイミングに合わせ、地域防災計画が先日、改定されました。一方で、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるい、未だその収束への見通しは立っておりません。このようなコロナ禍において、国内での対策状況と感染の推移をしっかりと見極めながら、第二波・第三波を警戒すると同時に、複合的な災害となった場合への備えが必要です。今後本市でも、改定された地域防災計画を速やかに市民へ周知・共有するとともに「新しい生活様式」のもと、安全安心な防災のあり方を、改めてしっかりと確立すべきであると考え取り上げました。
【件名1】災害対策について
■市の事前準備と周知■
【一瀬】コロナ禍での複合的な災害に備え「コロナ禍での風水害」と「コロナ禍での震災」に対し、事前準備と周知について市はどのように考えているかうかがいます。
【総務部長】避難所の新型コロナウイルス感染症対策については、令和2年4月の国通知を受け、市では5月20日に避難所等における新型コロナウイルス感染症への対応方針を策定し、地域防災計画の震災・風水害の対策に、新たに位置づけたところです。
取り組みについては、関係者に周知するとともに、ホームページや広報うらやす等で周知しているところです。また、避難所での対策につきましては、6月補正予算成立後に行えるよう、準備を行っているところです。
↓浦安市の新たな地域防災計画
http://www.city.urayasu.lg.jp/todokede/anzen/bousai/1029505.html
■避難所へのパルスオキシメータの導入■
【一瀬】コロナ禍における複合災害について、避難のあり方と避難所運営の考え方は前者で回答いただきました。そこで、新型コロナウイルス感染症には、無症状感染者が一定程度、存在するという実態があります。そのようなことから、かねてより我が会派からもパルスオキシメータの活用を要望させて頂いておりました。そこで、避難所にパルスオキシメータを設置して、健康管理とともに、急激に症状が悪化する場合の対策として活用してはどうかと考えますが、市の見解を伺います。
【総務部長】市の対応方針では感染症対策として避難者の充分なスペースの確保や手洗い・うがいの徹底マスクの着用や背を向けて座ることのほか、受付時や健康状態の確認を行うこととしています。今回の補正予算では、パルスオキシメータの設置は予定しておりませんが、感染が疑われる方が避難されてきた場合には、専用のスペースに隔離し、市川健康福祉センターの指示に従うことや、さらに避難生活が長期化する場合には、医療チームが避難所に巡回医療を行うことを計画しており、その中で健康状態が急変する場合には、医師の指示に従い病院に搬送するなど、迅速に対応することとしています。
【一瀬】昨年において台風が襲来した際に、本市でも一部で停電が発生しました。福祉避難所での停電対策は今年度、検討されていると伺っていますが、このようなコロナ禍での福祉避難所での停電対策として、発電機備蓄の考え方、および準備状況についてうかがいます。
【福祉部長】吸引器などを使用する際に必要となる電源、さらに停電時において、発電機は重要な支援物資であると考えています。このようなことから市では、公共施設の福祉避難所に発電機を設置するとともに、福祉避難所の協定を締結した民間事業者に対しても支援物資の購入にかかる費用を助成しているところです。
また、市が指定する福祉避難所の候補地は、現在38カ所ありますが、このうち、発電機を設置しているのは22カ所であり、今後も順次整備して行く予定です。
【一瀬】コロナ禍における避難を考えるとき、医療的ケア児にとっては、その保護者が避難の判断をする際に、自宅避難も視野に入れておく必要があると考えます。
そこで、コロナ禍で、発災と同時に停電が発生した場合には、自宅で発電機等の自助の取り組みも必要になるのではないかと想定しますが、市の見解を伺います。
【福祉部長】人工呼吸器等を必要とする医療的ケア児の生活では、非常時の安全・確実な電源確保や、衛生用品の備蓄が特に重要なポイントであり、まずは「自助」により、医療用の予備バッテリーなどの備えをすすめる必要があるものと考えております。一部、電力会社では、小型発電機を備え、停電時に事前登録を行った世帯に、無料貸し出しする取り組みが行われていますが、医療的ケア児の安全確保については市としても必要と考えることから、今後は福祉サービス全体の中で支援のあり方について検討して参りたいと考えております。
結びとして:所感
昨年の数回にわたる台風襲来時には、かつてないレベルの暴風雨から倒木や停電、浸水、家屋損壊など多くの被害をもたらしました。その際、避難情報としてどのタイミングで避難すべきなのか、そもそも避難が必要かなど、多くの混乱ももたらしました。今回、市では、「浦安市避難対策の全体像」を作成し、市の避難対策の全体像を理解していただくために、以下の図で説明をしております。
↓浦安市の避難対策の全体像
http://www.city.urayasu.lg.jp/todokede/anzen/bousai/1029598.html
これによると、まずは自宅の安全を確保、または知人、親戚宅の安全が確保可能であれば、その場所で難が過ぎ去るまで安全を確保するということが原則です(無理してまで、また感染リスクを負ってまで避難所に移動しない)。
しかしそれでも、在宅避難が困難である場合が生じたとき、それが風水害時なのか、震災時なのかで対応が異なるということが明記されておりますため、詳しくはホームページをご覧下さい。
「避難」とは「難」を「避」けることであり、自宅での安全確保が可能であれば「在宅避難」をし、安全な「親戚・知人宅への避難」を検討しておくことを推奨しています。
過去に経験したことのない、感染症対策を施しながらの災害対策となります。出来れば日頃から自宅の防災備蓄品の確認や、家族間の連絡体制を掌握し、その上で、どのようなときに避難所(待避所)への避難が必要なのかも把握され、家族間や知人・親戚などで共有しておかれることをお勧めします。また、公明党としてこれからも、国を上げて防災・減災の取り組みを力強く推進してまいります。





