■介護保険の卒業!(和光市の地域包括ケアシステム)
8/5の行政視察は埼玉県和光市です。介護保険の本来の目的とは?という定義から改めて学ばせて頂いた視察となりました。
介護予防とは、「介護の認定率が下がること・重症化が止まること」というしびれるような前提のもと、市民との対話・説明で推進されてきた歴史を伺いました。
最後は介護保険を卒業!という、高齢者究極の目標と生き甲斐の推進に成功した自治体。詳しくはネット上で数多く紹介されているので、ご覧ください。
また、市の事業計画も、介護サービス受給者からの「意向」より、まずは「実態の把握」が大事との考えで、地域別に実態調査を行い、そこからから浮き彫りになった課題を正しく把握し、その上で課題の見える化を推進。
枠組みも地域エリア完結型で、日常生活圏域にサービス基盤を整備してしまうことを前提とされていました。それは「中学校区」のイメージとのこと。
また、ICTを有効的に活用し、医療と介護の情報共有がスムーズに連携。
極めつけは「和光市コミュニティケア会議」と称して、外部からのアドバイザーとして医師・管理栄養士・歯科衛生士・理学療法士・薬剤師・作業療法士の方々がミーティングに常時参加。それ以外にも成年後見候補者や訪問介護事業者、小規模多機能ホーム職員の方々などが一同に会して会議を行うことで、使われるアセスメントの統一や書面様式の統一、さまざまな職種の方々の連結、OJTによる人材育成も進められているとのこと。
この取組は、組織の枠組みや担当、専門などは取り払って「何としてもわが街の要介護者を元気に!」という1点に凝縮された思いが強く感じられました。
今回の視察を通して「介護保険は地方自治の試金石」という大事なキーワードも頂きました。東内部長をはじめとした担当の皆さまの情熱も、いただきました!

