ウキウキ ときめき 「まちなかを考えるシンポジウム⑤」の開催
本日は一宮市での「まちなかを考えるシンポジウム⑤」が開催。
「人が主役、歩きたくなるまちなか」の実現に向けた熱い議論を、行政・専門家・市民の視点から様々な意見や提案がされました。
1. 整備計画の将来像:一宮駅周辺デザイン計画案
今回のシンポジウムでは、一宮駅周辺(1km圏内)を「滞在型・歩行者中心」の空間へ転換する具体的なビジョンが示されました。
⭕️本町通り(商店街の魂):
アーケード内の舗装をフラットにし、店舗が商品を外に出したり、オープンカフェを設置したりしやすい「お店の延長」のような空間を目指す。
「三八市」の発祥である歴史を活かしつつ、日常的に笑顔で歩ける街へ。
⭕️銀座通り(街の玄関口):
駅から街へ誘う緑豊かな空間。地下駐車場との連携を強化し、地上に「溜まり場(滞在空間)」を創出。
ラウンドバウト(円形交差点)をイベント時にステージとして活用するなどの象徴的な仕掛け。
2. 専門家からの提言:世界基準の「ウォーカブル」
パネリストからは、海外(メルボルン等)の事例を引き合いに、厳しい現状認識と希望が語られました。
「日本やばい」という危機感: メルボルンのように、路地裏まで緑と照明で彩り、車が遠慮して人が楽しそうに過ごす環境を作らなければ、人は街から出ていく。
「個人戦から団体戦へ」: 1店だけで頑張る時代は終わった。商店街全体が連携し、「街をどう使い倒すか」を一緒に考える必要がある。
「エコセントリック(環境中心)」: 人中心は当たり前。さらに一歩進んで、誰もが心地よく過ごせる「環境そのもの」を育てる視点が不可欠。
3. 市民・店主の熱意と課題
現場の店主や来場者からは、非常に具体的で切実な意見が集まりました。
当事者意識の変化: 「行政が道を綺麗にした後は、自分たち次第」という店主の言葉。自分たちで価値や物語を創り出す覚悟。
多様な世代への配慮:
「87歳の自分でも歩けるよう、100mおきにベンチが欲しい」という高齢者の切実な声。
「子育て世代が公園のように安心して過ごせる空間」への期待。
夜間の魅力向上: 街灯の工夫や夜間の安全性向上により、24時間魅力的な街へ。
4. 総括:これからの「一宮スタイル」
シンポジウムを通じて共有されたのは、「ハード(道路整備)はあくまで土台であり、命を吹き込むのはソフト(人)」という確信です。










