1/25 市川房枝シンポジウムに参加しました。
昨日、一宮市尾西歴史民俗資料館で開催中の冬季特別展「市川房枝〜権利の上に眠るな〜」の一環として、女性参政権実現80年を記念して行われました 。市川房枝(1893〜1981)の生誕地である一宮市(旧・愛知県中島郡明地村)において、彼女の生涯と現代に続く影響を再確認いたしました。
2. シンポジウムの内容
シンポジウムは2部構成で実施されました。
第1部「市川房枝の家族と郷里」
生家と郷里との関わり: 房枝が一宮市(明地)の農家に生まれ、教育熱心な父のもとで育ったことや、地元の朝日尋常小学校(現・朝日東小学校)で教員を務めていた時代のエピソードが語られました 。
地域住民との座談: 郷里の人々との交流を示す映像や、親族・近隣住民による「エネルギッシュで気さくな姿」「タバコを愛した横顔」などの思い出話を通じて、人間・市川房枝の素顔が紹介されました。
地元への貢献: 房枝が自らの生家跡を寄付し、現在は「市川房枝生家跡広場」や公民館として地域に親しまれている経緯も触れられました 。
第2部 特別対談「市川房枝と当時の社会」
政治的足跡: 大正デモクラシーから戦後の参議院議員時代(通算25年)にわたる活動を最新の研究から考察しました 。
女性参政権の実現: 昭和20年(1945年)12月の衆議院議員選挙法改正による女性参政権獲得の背景や、「婦選なくして普選なし」を掲げた運動のリーダーシップについて議論されました 。
国際的な貢献: 1980年の「女性差別撤廃条約」への署名実現など、男女雇用機会均等法や家庭科の男女共修化の礎を築いた功績が強調されました 。
3. 主なメッセージ:「権利の上に眠るな」
この言葉は、市川房枝が終生訴え続けたものであり、今回のシンポジウムおよび特別展のメインテーマです 。
主体的な政治参加: 「選挙権は与えられたものではなく、自ら勝ち取ったもの。行使しなければ消えてしまう」という強い信念が込められています。
現代への問いかけ: 選挙権が18歳に引き下げられた現代においても、民主主義を維持するために自ら考え、行動し続けることの大切さが、登壇者たちによって改めて強調されました 。










