とよたエコフルタウンに行ってきました。
とよたecoful townに行ってきました。
平成21年に国から低炭素社会の実現に向けて先進的な取組みにチャレンジする「環境モデル都市」に指定され、人と環境と技術が融合する「ハイブリッド・シティ」をキーワードとして、さまざまな分野に取り組まれています。
第1次アクションプランとして、「交通」「産業」「森林」「民生」「都心」の5分野を重点分野に位置づけ平成25年までの5年間実施されてきました。
昨年の平成26年からは、第2次アクションプランとして、豊田市の実証成果(エネルギー・モビリティ)の活用と内外への展開、都市と農山村の連携モデルの構築などの取組みを開始しています。
今回訪れた「とよたecoful town」は、その施策の中心的な施設で低酸素社会におけるさまざまなライフスタイルを提案しています。
■パビリオン
総合インフォメーション機能の役割を担う。
ここでは、とよたエコフルタウンや豊田市の取り組みを映像や展示を通して紹介。また、自然界の昆虫等の諸機能を利用した最先端技術や製品を紹介。持続可能な社会に向けて、
意味深い内容となっています。
主な展示
・家庭内エネルギー利用最適化
・低炭素交通システムの構築
・商業・公共施設等のエネルギー利用最適化
■ITS(高度道路交通システム)体験
駅前等の中心市街地には車両の乗り入れ等を原則禁止した場合、バス等の公共交通車両が通る際だけには車止めが自動的に下がり通行可能となる仕組みや見通しの悪い交差等で左右からの車や自転車等の確認が難しい場合の確認システム等、安全安心なまちづくりにあればうれしい技術が盛りたくさん。
■水素ステーション
化石燃料からの脱却を図る水素社会の実現化に向けた社会実験。
トヨタの燃料電池自動車(ミライ)の販売が予想以上、でもそれを支える補給ステーションが整備されないと実用性がない。水素ステーションとしては、オフライン型とオンライン型の2種あるとのこと。燃料である水素を持ってくるか、自前で生産するかの違いであるが、ここでは、ガスによる水素生産を行うオンライン型の水素ステーション。
約3分で充填ができ、1回の充填で500km位んも走行が可能。電気自動車でのネックを解消するもの。
■都市の食料生産
壁面植物生産システム、狭い土地のスペースに縦型の農園を作るようなイメージ。
これがうまくいけば、広大な土地がなくても幾数もの壁面で農産物ができる。
また、植物工業栽培ユニットという植物生産工場が見られる。ここでできた野菜等は、敷地内になるレストラン(ホガラカ)で食べることができます。おいしいです。
■スマートハウス群
いろいろなハウスメーカーが省エネ向けのハウスを展示しています。見応えあります。
省エネハウス、世帯構成の変化に対応可能なハウス、自然の力を最大限に活かすハウス等。