4月臨時議会
本日開催された臨時会の主な審議は3つ。すべて可決されました。
①市川市クリーンセンターにおける余剰電力売却に関する契約の状況について報告を求める件について
②保育園整備を着実に実施していくことを求める決議について
③増田好秀議員に対する問責決議について
①売電先の日本ロジテック協同組合の未払いにより2億1千万円の未回収金の請求、回収について市長の報告を求めた。可決後市長より行政報告がありました。
*同社は15日に自己破産を申請して手続き開始決定を受けており、市は「(訴訟を通じた)債権回収が困難となるため、提訴の意義が事実上失われました。
②新聞・ニュースで取り上げられた「保育園設置の断念」は深刻な問題であり、今後の保育園設置に多大な影響を及ぼすため。
②3月17日の2月定例会において議員発議(提出者:宮本)「市川市議会委員会条例の一部改正について」(議会運営委員会の委員を11名から14名に改正)の審議における増田好秀議員の発言について、議員の常識・良識に基づき問責決議の発議に至りました。
問責のおもな内容は以下の3点
1)虚偽の発言により会派公明党の誹謗中傷
虚偽の発言:「公明党が正常に議運を引っ張れる」「公明党がうれしいうれしくない」と答弁者が発言した。
事実:答弁者は発言していない。
2)議長の発言取り消しに従わず懲罰かけろと挑発行為
取り消しとなった発言:「くだらない発議」「くだらないこと」「ふざけるな」「もし不満であれば懲罰動議を是非挙げて下さい。予備日がありますので」
事実:議長の再三の取り消しに一切応じなかった。また先に行われた議会運営委員会では当日を最終日とし予備日は使わない決定をしている。当時増田議員は議会運営委員会の委員である。
3)事実無根の侮辱発言で同僚議員を「悪徳政治家」呼ばわり
事実無根の発言:「無駄な出費がかさむだけです。無駄な出費を防ぐことこそが市川市議会議員の仕事なのに、この発議が通ったら市民にいわなければいけませんね。市民のことを1ミリも考えていない悪徳政治家が21人以上いるって」
事実:予算はまず予算内での執行が大前提であり、28年度予算の執行前の時期である。当然補正予算などありえない。無駄な出費がかさむ根拠がない
尚、代表者会議では議長から「増田好秀議員の発言は殆ど全部が削除対象である」との報告があった。
インターネット放送は1年放映されるもので3月17日の本会議放映のうち
43分16秒~56分36秒(13分20秒) 増田議員質疑、
1時間19分11秒~1時間30分(10分49秒) 反対討論をご覧になればどのようなものであったかが良く分かるはずです。
市川市議会中継
http://ibs.city.ichikawa.chiba.jp/ibsweb/topPage.do?id=3030
会議の最後で増田好秀議員より謝罪の発言があったが、公(おおやけ)の党に対する具体的な謝罪はなかった。(問責決議ゆえ、懲罰のように予め謝罪の内容は吟味できません。発言でその内容を確認するしかない故、敢えて私の所感を述べさせてもらいます)
お知らせ
大洲防災公園
入園·入学式
江戸川河川敷にて
議会費
平成28年度当初予算のうち一般会計は1,408億円。
歳出(支出)は42%が民生費に充てられます。
民生費:福祉全般、子育て、国民健康保健・介護保険への操出金(不足分を充当)など
議員が所属する議会費のコストは以下の通り。(地方議員は公務員特別職になります)
人件費748、661千円
物件費18,569千円
業務費26,421千円
その他42,349千円
計836,000千円
9割が議員報酬、職員給与・手当等となっており総務費の特徴を端的に表しています。
一般会計に占める割合は0.59% 総務費に占める割合4.6%
1年365日、(年間約96日前後が議会開催日)
少々強引ですが単純な日割り計算をすると一日あたり230万円ほどのお金を費やして議会を行っています。毎日1台の自動車が買える金額ですね。こういった意識をもって議員は市民の付託に答える、一日も無駄にできません。