高消防局度救助隊が発足
市川市消防局は、首都直下地震などの大規模災 害に備え「高度救助隊」を今月から始動させました。
高度救助隊は、総務省が2006年、全国の消防本部に発足 を呼び掛けた。県内では千葉市に「特別高度救助隊」があるほか、船橋市、柏市、松戸市、市原市がすでに高度救助隊を導入しています。
高度救助隊に必要な装備は、小型カメラでがれきのすき間から倒壊した建物の内部を撮影して生存者を確認できる「画像探索機」のほか「地中音 響探知機」「地震警報器」「熱画像直視装置」「夜間用暗視装置」。これらの機能を搭載した救助工作車III型を導入し、がれきの中から の救助活動や夜間の救助活動にも対応できるようになります。
隊員数は専門的な教育を受けた隊員を中心に18人で構成し、24時間体制でさまざまな救助活動の要請に備えます。隊長以下隊員の腕には誇らしげに高度救助隊のエンブレム。仕事だからというだけでは計り知れない18名に選抜された喜びと責任・使命感を語っていました。