市内視察
6月市議会 一般質問
11日に一般質問を終えました。
質問の一部が12日付の読売新聞に掲載されました。
ビル風対策で植栽
市川市JR駅南口再開発
市川市は11日、JR市川駅南口再開発の超高層ビル建設に伴い、ビル風による強風被害が出ているとして、今秋以降、周辺に約100本の樹木を植えるなどの防風対策を明らかにした。
市議会一般質問で、宮本均議員(公明)の質問に市街づくり部の石川喜庸部長が答えた。
市によると、鉄筋不足問題が発覚した西側のA棟45階建て(160メートル)は今月末には最上階の棟上げ、東側のB棟37階建て(130メートル)はほぼ完成し、7月21日、市に引き渡される。
周辺の強風被害は、2棟とも30階程度になった昨年12月ごろから出始めた。市にはこれまで、「看板が壊れた」「シャッターがあおられる」「扉の開閉が困難」など20件以上の苦情・要望があった。駅利用者、通行人の中には髪の乱れ、傘の破損が続出している。
市は当初、300分の1模型による風洞実験で植栽の必要性は認識していたが、工事の最終段階を見込んでいた。しかし、ビル本体がほぼ完成した現在、風対策は急務と判断し、植栽の前倒しなどを決めた。
市は応急措置として、風の通り道に防風ネットを設置し、強風時には市道に警備員を配置している。植栽は市道整備に合わせ、9月以降着手する。高さ4〜12メートルの樹木でビル周辺を2〜3重に取り巻くことにしている。
(2008年6月12日 読売新聞)