借金と貯金
市原市における平成25年度最後の補正予算(案)について、議案質疑を行いました。
今回、私が取り上げる問題点は、
市債を発行して基金に積立をする。
つまり「借金をして、貯金しましょう」という財政手法は、決して健全な財政運営とは言えない事を指摘しておきたかったからです。
市原市は、市制施行以来、はじめて普通交付税の交付団体へと転落しました。
そして、さらに平成25年度はプライマリーバランスも赤字に陥ってしまう財政状況にあります。
行政の財政運営について、議会はしっかりとした監視機能を果たさなければなりません。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇議案第14号 平成25年度市原市一般会計補正予算(第3号)について
本案は、国・県支出金の交付決定に伴う事業費の変更をはじめ、市債の発行などにより、公共施設整備基金への積立を行うなど、翌年度の事業遂行を意識した補正予算となっております。
補正する額は13億円。その内の9億円は市債の発行によるものであります。減収補てん債7億円。臨時財政対策債は3億円であります。
今回補正後の予算規模は894億円。佐久間市政としては、過去2番目に高い補正後予算となります。
中でも市債の発行額は、一時的な需要などに対応する上限額60億円を大きく超えて、77億円とするものであります。
その一方で、公共施設整備基金には3億8千万円を積立、基金残高を9億4千万円まで高めようとしております。
この基金は、翌年度における防災庁舎建設事業に当てられる予定となっております。
また、財政調整基金については,目標とされる50億円を超えて54億円を貯め込んで置こうとするものであります。
分かりやすく言えば「今年度中に出来る借金は、その限度額一杯まで借りておいて、来年度に使うための資金は貯金しておきましょう」と言う事であります。
補正予算と呼ぶからには、平成25年度中の事業を遂行するために、足りない予算を借金すると言うのであれば、理解するものの、「来年度のために、今借金をして置きましょう」では、予算の単年度主義に反する財政運営と言えるのではないでしょうか?
今回の補正予算における市債発行と基金への積立について、予算の単年度主義との整合性を含めて、市民の皆さまへ分かりやすく説明して頂きたい。

