バックナンバー: 2011年 7月

7月30日(土)、関西公明会館で「児童虐待防止のための親支援プログラムについて」が行われました。講師としてNPO法人児童虐待防止協会理事、元摂津市家庭児童相談所臨床心理士の白山真知子さんを招き、講演を行なっていただきました。
現在の子育ての特徴について、各市町村の虐待対策状況、大阪方式マザーグループについて、トリプルPについなど。
平成23年5月、民法と児童福祉法の改正案が成立し、親権を最長で2年間停止することができることになりました。虐待する親から子どもを引き離しやすくするための法改正で施行は平成24年4月の見通しです。しかし、親権停止になっても、その期間、親へのペアレントプログラムなどを受講することなどが未だ白紙の状態です。
 今回は母親からのアプローチについて学びました。虐待の原因も多様化してきています。母親だけでなく、父親はどうあるべきなのか。父子家庭の場合。父親が虐待している場合に母親はどうすればいいのか。今後、更なる研究と予算措置がであると痛感しました。茨木市議会でも何度も議会で取り上げてきました。今後も更にきめ細かくネットワークを充実させ、児童虐待撲滅を目指して頑張らなければと決意を新たにしました。

 7月30日(土)、関西公明会館で「防災まちづくりセミナー」が行われました。講師として、大阪府危機管理室危機管理課企画推進グループの課長補佐の看舎邦亮氏を招き、東海・東南海・南海の3連動型地震が起きることを想定し、今後の直下型地震対策および津波対策について、さまざまな状況を想定したまちづくり対策について学びました。大阪府の湾岸対策は大阪市としっかり連携を持ち、進める必要があると実感します。茨木市民にとっては、大阪市に通勤・通学している場合に地震が発生した際の避難方法や地下鉄や地下街にいる場合の避難方法、茨木市までの帰宅方法についてなど茨木市単独ではなく、大阪府、大阪市、また近隣市とも連携した協議が必要であると痛感しました。
 
自主防災会についても、現場の取り組みにも差異があり、防災会まかせになっている場合も多くみられ、「とりあえずの小学校区における自主防災会の結成」から次のプログラムが必要な時期にきているのではないでしょうか。何度も同じ消火訓練では、実際の震災には役に立たないことは、もう皆、わかっていると思います。

7月28日(木)、小説「阪急電車」や「手塚治虫記念館」で有名な兵庫県宝塚市を視察しました。子どもの頃には宝塚遊園によく来たもので、とても懐かしい町に来た感じがしました。

宝塚歌劇場

宝塚市は平成14年にまちづくり基本条例を施行し、市民と協働のまちづくりを進めてきました。平成7年の地方分権推進法、平成10年の地方分権推進計画を受け、「今後の行政システムの在り方は、市民と行政が、それぞれの分担すべき領域において、それぞれの責任を遂行し、かつ、協力しながら、公共の利益や福祉の充実を「協働型社会」として目指した取組みです。平成10年には宝塚市地方分権推進懇話会を設置し、平成12年には宝塚市市民参加検討委員会を設置、その後、第4次宝塚市総合計画の中に「真に美しい都市」を協働のまちづくりで実現することを盛り込み、平成14年のまちづくり基本条例の施行に至っています。
また、市民においては「市民100人委員会」を平成9年に設置。健康づくり100人委員会、音楽、花、緑、情報、安全、山歩き、水、生涯学習、農業、道というテーマで10の委員会が100人の市民の参加でスタートしています。この委員会の前身として、平成4年には女性を中心にしたグループが市長に市政提言を行ったことになどの背景があったようです。自分でできること、地域でできること、また行政でできることをグループ化して研究を重ね、その後、協働のまちづくり条例策定にいたり、平成14年から施行、現在まで各地域に応じた取組みがそれぞれのまちづくり協議会で検討され実施されいます。中山台コミュニティではコミュニティ祭り、長寿まつりの他、第九コンサートなど、国際色豊かな地域性を生かした取り組みをされているようです。

宝塚市役所

7月23日(土)、公明党大阪府本部の議員研修会が大阪市内で実施されました。
午前中はICTの活用についての講習があり、8月1日からは、公明党大阪府本部のホームページができることの発表がありました。大阪の公明党議員団がより一層、団結し、大阪らしい、庶民の議員としての発信を行なっていきたいと思います。石川参議院議員も参加。初当選から1年。御礼と力強い決意を披瀝。午後からは山口公明党代表の話があり、議員としての基本的な活動を確認しあいました。①訪問対話運動②地域サポート運動③街頭演説④公明新聞の拡大。
その基本にたって地域の諸課題にしっかりと取り組んでいくことが大切であると。
また、2次補正予算など震災に対する公明党の取組み、今後の国会審議についてなど。その後、質疑応答の時間では、原発に関する見解、今後のエネルギー政策についての質疑がありました。
議員としての自力をつけること、発信力をつけていかなければならないと決意しました。

7月21日(木)、茨木市では、河川愛護月間にちなみ、安威川河川敷の三島橋から山科橋までの約4キロメートルの間で地元の子ども会や自治会、老人会などが参加する清掃活動「安威川河川敷クリーンキャンペーン」を実施しました。
このキャンペーンは、水辺空間として親しまれている安威川河川敷の環境美化活動を、府や市などの行政と地域住民が一体となって推進することにより、良好な水辺環境の保全と向上を図るとともに、河川愛護について市民の理解と協力を得ようと毎年実施しているものです。また、平時から、各種団体が、環境を守るために清掃活動等に取り組んでいます。
私も月2回、庄区域の安威川アドプトリバー団体「あいクリーンクラブ」、田中町区域の「片桐レンボークラブ」の皆さんと一緒に清掃活動に参加させていただいています。茨木市の財産の一つ、「安威川」の環境を守っていきたいと思います。
それには、今、河川敷の清掃活動を行なっていますが、川底から川の再生をしなければならないのではないかと思っています。

7月20日(水)、庁内で、茨木っ子ステップアッププラン25について、担当職員から説明を受けました。

今年から、茨木市では「茨木っ子ステップアッププラン25」を実施しています。これは「茨木っ子プラン22」(学力向上3ヵ年計画)の成果と課題を分析し発展させた学力と体力向上のための3ヵ年計画です。
保護者向けの概要版「家庭で学力を育てる10+7のヒント」(教育委員会発行)では家で学校の様子を聞くこと、子どもと過ごす時間をふやすことの大切さなどが揚げられています。子ども達が過ごしている時間のゆるやかな速さを一緒に感じる夏休みをどこかに入れるのもいいのではないでしょうか。(子ども達の方が忙しい毎日かも)

以下は概要版からの抜粋です。

家庭で学力を育てる10のヒント

①  毎朝、家で朝食を食べさせましょう。

②  規則正しい就寝と起床をさせましょう。

③  テレビやゲームは時間をきめましょう。

④  欲しい物でもがまんできる子にしましょう。

⑤  将来展望が持てる子にしましょう。

⑥  規範意識を持つ子にしましょう。

⑦  社会的ルールやマナーを守る子にしましょう。

⑧  家で学校の様子を聞きましょう。

⑨  家の中で勉強する場所を決めましょう。

⑩  子どもと過ごす時間をふやしましょう。

プラス7

1.よいところをほめましょう。

2.夢や目標について話をしましょう。

3.ゲームや携帯電話の使い方について家のルールを守らせましょう。

4.ニュースを見たり、世の中の出来事の話をしましょう。

5.地域の行事に参加させましょう。

6.家での勉強は、自分で計画を立てさせましょう。

7.運動(スポーツ)に親しむようにしましょう。

「プラン25」や「家庭で学力を育てる10のヒント」(H19 年度作成)
は、茨木市教育委員会学校教育推進課のHPに掲載しております。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/gakko/index.html

7月9日公明党大阪府本部にて「関西経済の成長を支える重点施策」
~関西メガ・リージョン活性化構想 アクションプランの進捗~
のテーマで近畿経済産業局総務企画部企画課課長を講師に招いて、関西経済の概要、関西の成長分野、関西経済の成長を支える重点施策、総合特区について約1時間説明を受けその後、質疑応答を行いました。
国際社会における関西及び京阪神の今後の役割と可能性について新たな認識を得ました。

7月6日、坂口Gでは福祉文化会館で、先月のDIG訓練に引き続き、今月は、避難所HUG訓練を行いました。HUGというのはH(Hinanzyo)避難所、U(Unei)運営、G(Game)ゲームの略称です。(HUGというのは英語で抱きしめると言う意味もあります。)体育館などの避難所において、実際、災害が起こったときにさまざまな人が避難してきた場合を想定し、避難所の運営を行いました。
参加者42名。「被災地の状況が、大変であるといくことを更に実感できました。」Kさん。
「いざというときに自分に何ができるかを改めて感じさせられた。」Sさん。5つのグループに分かれ、それぞれまとめと感想が述べられましたが、皆さんの、「人のために頑張りたい。」という気持ちが伝わってきました。