Archive for 2020年 12月

茨木市議会12月定例会が12月17日に終了しました。

茨木市の新型コロナウイルス感染症の緊急対策第5弾として、①介護・障害事業所の従事者等へのPCR検査費用の助成、②初期救急、三次救急医療機関への支援、③高校3年生等(18歳・19歳)への若者応援給付金の支給(1人2万円:3月支給)、④ひとり親世帯への臨時特別給費金の支給(第1子5万円・第2子以降1人3万円:12月28日振込)、⑤加算措置対象外の家計急変ひとり親世帯への臨時特別給費金の支給(1世帯5万円:12月28日振込)、⑥在宅の要介護者や重度障害者等へのあんしん支援給付金の支給(1人1万円)などが決定しました。

河本は、茨木市議会基本条例の座長として、2年間の活動の締めとなる茨木市議会委員会条例の一部改正を提案し(写真)、承認されました。これまで、議会基本条例検証報告書の取りまとめ、課題の抽出、課題に対する具体策やその検討作業を行い、成果を残すことができました。1月の市議会議員改選後から、それらの成果を基に、さらなる議会改革・活性化につなげて行くことが重要です。

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茨木市議会建設常任委員会が開催されました。皆様から頂いたご意見やご要望を行政に伝え、改善等を求める質疑を行いました。

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1)医療機関で新型コロナウイルス感染対策を行いながら、PCR検査等が実施できるよう、建物の外側に構造物を設置する際の補助を要請。

2)下水検査で、新型コロナウイルスを調査することについて、茨木市の下水が含まれる下水処理場への流入下水の調査、およびウイルスが未検出であることを確認。

3)脱炭素社会へ、家庭で取り組みやすい窓の二重化等の断熱化に補助金など創設し、省エネルギー対策を進めることを要望。

4)安威川ダム周辺整備で、アイデア等の意見を集積し活かして行く仕組みづくりや、駐車場設置計画を策定する取り組みを要望。

5)駅周辺の駐輪場の定期待ち状況の解消を求め、需要予測に基づいた収容台数の検討や改善対策を要望。

6)市営地下駐車場で携帯電話の電波が届く整備を要請。

7)道路の安全対策として、歩車分離信号機の増設、歩道の段差解消の修繕、横断歩道や注意標示の消えの調査や回復を求めました。

茨木市議会12月定例会が12月3日開会。初日の議案第91号で、茨木市への病院誘致のあり方を検討する委員会を新設する議案(写真は公表議案)が審議され、承認されました。来年令和3年7月を目標に、目指すべき方向性や医療機能等がまとめられます。

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これまで、河本は市議会でも、がん検診の充実を始めとして、医療に関わって「専門家を交えて検討する仕組みづくり」(平成20年3月6日)や市が目指す医療に関する議論が行われるよう提案してきました。市側は、「医療分野の議論体制が十分でないなどが大きな課題」として、平成28年、地域福祉推進審議会を総合保健福祉審議会に改めて、健康医療推進分科会を新設し、本市の医療分野における課題や目指すべき地域医療のあり方について議論が始まりました。

要望の1つとして分科会での地域医療資源の分析を求め(平成29年3月8日)、平成31年3月、先進的な茨木市地域医療資源調査分析報告書が作成されました。その報告書では、中央や南の地域の病院病床が少ないこと等の課題が浮き彫りになり、阪急茨木市駅東口の元府営住宅跡地への病院誘致が議論されています。今回の病院誘致あり方検討委員会で検討が進められます。

こうした論拠を踏まえ、かかりつけ医との機能分担、小児救急等の救急体制の充実等、市の全体的な医療の充実に向けて鋭意取り組んでまいります。

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茨木市 河本光宏
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